(1)梅干しの種を取ったものに、みりん大さじ三杯、酒大さじ五杯、醤油大さじ一杯を合わせて、小鍋で軽く煮る。
(2)それを冷ましてうらごしすると出来上がり。甘味が足りなければ、砂糖を少し足すとよい。この梅肉醤油はドレッシングや、しそ巻き寿司にも幅広く使えるので、作りおきしておくとよい。
ちくわのかば焼き
〈材料〉
(1)ちくわ五〜六本(2)土生姜(3)醤油一〇〇cc、みりん一〇〇cc、酒七〇cc、砂糖大さじ一杯、サラダ油大さじ一杯半、ごま油小さじ一杯、化学調味料少々、粉山椒少々(4)竹串
〈作り方〉
(1)ちくわはさっと湯通しして氷水に取り、生臭みを消しておく。
(2)ちくわを八〜一〇センチの長さに切りそろえ、タテ二つ割りにし、内側に数か所のタテの切り目を入れて開く。外側の焼き目のついたほうは、二〜三か所、ななめに切り目を入れる。
(3)開いたちくわ三枚くらいを並べて、竹串を二〜三か所に蒲焼きの要領でうつ。
(4)合わせダレを作る。小鍋に醤油一〇〇cc、みりん一〇〇cc、日本酒七〇cc、砂糖大さじ一杯、化学調味料少々を入れて火にかけ、軽く煮たたせて火を止める。
(5)フライパンにサラダ油をしいて、串をうったちくわを入れ、裏に焦げ目がつくくらいまで焼く。焼き目をつけたら、ちくわをとり出し、先ほどのタレと土生姜のスライスを入れて弱火で軽く煮たたせる。その中にまたちくわを入れて、タレを充分にからめるように煮ふくませる。このとき、焦がさないように気をつける。
(6)味が充分になじんだら、ごま油少々をたらしてでき上がり。粉山椒などをふって食べる。