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異域の死者3-5

时间: 2019-04-27    进入日语论坛
核心提示: 次は宮本信夫だった。 手塚が淑子の通夜の話をしていたので、鶴見区の『松見アパート』へ、電話をかけてみた。『松見アパート
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 次は宮本信夫だった。
 手塚が淑子の通夜の話をしていたので、鶴見区の『松見アパート』へ、電話をかけてみた。『松見アパート』5号室はだれも出てこなかった。
 浦上は勤務先の方へ、電話をかけ直した。西区の『日東カー用品』横浜支店。
 支店長と名乗る男性の声が、こたえてくれた。
「葬儀は、お通夜も告別式も、奥さんの実家で営まれることになったそうです」
 淑子の実家は、瀬谷区の阿久和町だった。支店長は、阿久和町の岸本家への道順を教えてくれた。
 瀬谷へ行くには、横浜駅から相模鉄道へ乗り換えることになる。
 浦上と谷田は地下鉄で横浜駅まで出て、ジョイナスのカレーショップで、軽く昼食を済ませた。
 相模鉄道に乗る前に、谷田は県警本部記者クラブ、浦上は『週刊広場』編集長へ連絡の電話を入れた。
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