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中国怪奇物語224

时间: 2019-05-29    进入日语论坛
核心提示:  恥じる亡霊 阮徳如(げんとくじよ)という人がいた。あるとき、便所で亡霊に出会った。 その亡霊は、身のたけは一丈あまり
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   恥じる亡霊
 
 
 
 
 阮徳如(げんとくじよ)という人がいた。あるとき、便所で亡霊に出会った。
 その亡霊は、身のたけは一丈あまり、色は黒く眼は大きく、上の平らな頭巾(ずきん)をかぶり白いかたびらを着て、ぬっと阮徳如の前にあらわれた。
 だが、阮徳如は剛胆(ごうたん)な人だったので、びくともせず、落ちつきはらって言った。
「亡霊というやつは、いやらしいものだと世間では言っているが、なるほどそのとおりだな」
 すると亡霊は顔を真っ赤にして、すごすごと消えて行った。
六朝『幽明録』 
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