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中国笑話集356

时间: 2019-06-30    进入日语论坛
核心提示:供物(くもつ) 笑海叢珠   女房持ちの貧しい道士、ある家の法事に呼ばれて行ったきり、夜になっても帰ってこない。世帯(し
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 供物(くもつ)
 
                                                                   笑海叢珠  
 
 女房持ちの貧しい道士、ある家の法事に呼ばれて行ったきり、夜になっても帰ってこない。世帯(しよたい)のやりくりに疲れはてている女房は、腹が立ってならず、ぷりぷりしながら先に寝てしまった。
 夜おそく帰ってきた道士、寝ている女房の枕元に、法事の場からくすねてきた供物の包みを置いて、
「おい、供物だ。起きて食え」
 といったが、女房は眠ったふりをして返事をしない。道士が部屋を出て行こうとしたとき、女房は空腹のあまりプーッとおならをした。道士はそれを聞きちがえ、ふり返っていった。
「その供物はいつものとはちがうんだ。いい家のものだから、きれいで、ほこりなんかついてはおらんよ。吹かなくっていいんだ」
 
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