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中国笑話集391

时间: 2019-06-30    进入日语论坛
核心提示:嫁の歌 笑苑千金   ある金持の老人、三人の息子とその三人の嫁がいたが、息子たちがみな商売に出て留守のとき、三人の嫁を呼
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 嫁の歌
 
                                                                   笑苑千金  
 
 ある金持の老人、三人の息子とその三人の嫁がいたが、息子たちがみな商売に出て留守のとき、三人の嫁を呼んでいった。
「わしももう年で、いつまで生きておれるかわからない。金銀の装身具を少しばかり持っているので、この際、それをおまえたち三人に平等に分けてやろう。そのほかに金の腕輪が一対と金のかんざしが二本あるが、これは、おまえたちに詩を一首ずつ作らせて、よく出来た者にやることにしよう」
「ありがとうございます。それではお父さま、詩の題を出してください」
「題は何でもよい。ただ、七言絶句(ごんぜつく)で、尖(せん)・連(れん)・眠(みん)という脚韻(きやくいん)を踏めばよい」
 まず、長男の嫁が一首を披露した。
 
春笋出時繊繊尖
   (筍出たとき尖(とが)っている)
笋殻落時到垂連
   (竹皮落ちて垂れ連なる)
風吹竹葉微微動
   (風が吹けば葉は揺れる)
馬鞭却在泥裏眠
   (根鞭(ねむち)は地下で眠ってる)
 
 つづいて次男の嫁が披露した。
 
蓮蕋出時繊繊尖
   (蓮の花出て尖っている)
荷花謝時到垂連
   (花落ちる時垂れ連なる)
風吹荷葉微微動
   (風が吹けば葉は揺れる)
藕根却在泥裏眠
   (蓮根(れんこん)地下で眠っている)
 
 最後に三男の嫁が披露した。
 
奴家十指嫩繊尖
   (私の十指は尖っている)
胸前〓子却垂連
   (乳房は二つ垂れ連なる)
公公肚上微微動
   (父さんの一物硬(お)え動く)
我在公公肚下眠
   (私は抱かれて眠ってる)
 
「うまい、うまい」
 老人は手をたたいてほめ、腕輪とかんざしを三男の嫁に与えた。
 この話をきいて、一家の者はみな腹をかかえて笑った。
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