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遠野物語拾遺196

时间: 2019-08-26    进入日语论坛
核心提示:一九六 遠野の大慈寺の縁の下には狐が巣をつくっていた。綾織村の敬右衛門という人が、ある時酒《しゆ》肴《こう》を台の上に載
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 一九六 遠野の大慈寺の縁の下には狐が巣をつくっていた。綾織村の敬右衛門という人が、ある時酒《しゆ》肴《こう》を台の上に載せてそこを通ったところが、ちょうど狐どもが嫁取りをしていた。あまりの面白さに立って見ていたが、やがて式も終わったので、さあ行こうとして見たら、もう台の肴《さかな》はなくなっていたそうな。
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