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糸井重里の萬流コピー塾29

时间: 2019-11-08    进入日语论坛
核心提示:今週は厳しいゾ だから開講である。宿題は、専売公社の元・エースである「ハイライト」であった。・諏訪克己『紫煙カムバック!
(单词翻译:双击或拖选)
 今週は厳しいゾ

 だから開講である。
宿題は、専売公社の元・エースである「ハイライト」であった。
・諏訪克己『紫煙カムバック!』(梅) 同じものが他にもあったが、職業年齢欄に四十一歳・零細会社役員とあったので、この人に決めた。いずれ日本の税制について話し合ってみたい。ハッキリ言ってコピーはたいしたことない。どんなタバコだって紫煙は出るし映画「シェーン」の時代の人気銘柄はハイライトじゃなかったはずである。時間をごっちゃにするのはいけない。
同じノスタルジーなら、総論風に、
・岩瀬静『これはもうナツモクと呼んでやりたい』(梅) とするか、より正確に時代背景を書きこんで、
・松田晃『ふーっ、うまいっ! オジさんはなァ デモのあとのハイライトが一番好きだったんだ。ところで、おじょうちゃん 月4回で40万にならないかい』(梅) のようにしたほうがよい。それにしても松田君のコピーは、半分の長さにできると思う。作文でなくコピーなのだということをお忘れなく。
なつかしのハイライト、といったテーマは非常に多かった。
・藤原隆児『もう一度ハイライトにすれば、人生だってやりなおせる……かもしれない』(松) は秀逸。尤もネガティブな匂いのあるアプローチなので、誌上での笑いはとりにくいが、まことに優れたコピーである。
・柿沼徳治『ハイライトを喫っていた頃、僕はすこぶる健康だった』(竹) も鋭い。両者とも、ノスタルジーを描きながらも、「現在」の視点をハッキリ持っていることに注目してほしい。
残念ながら、
・岡部敦子『非行に走る登竜門』(梅) あたりでは、多くの人々に届かない。「現在」のハイライト環境を見失っているからである。厳しいだろ、今週は。(梅)はお中元がわりだ、とっておきたまえ。
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