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糸井重里の萬流コピー塾157

时间: 2019-11-09    进入日语论坛
核心提示:難問をものともせず 課題は、ロス五輪のキャッチフレーズであった。全体を通しての傾向だが、どうも、ロス五輪ムードというもの
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 難問をものともせず

 課題は、ロス五輪のキャッチフレーズであった。
全体を通しての傾向だが、どうも、ロス五輪ムードというものが沸き立つには、まだ時期が早いらしく、みんなかなりクールに書いてきているようだった。
「いざ開会して、テレビ中継なんかが始まると、けっこう夢中になるんでございますが……」
始まる前から興奮するってものではないのだな、やっぱし。そのへんが、プロ野球の開幕とのちがいかもしれぬ。
「家元は、日本シリーズが終ったとたんに、翌年の開幕ゲームのことを考えておられましたものね」
時々、私は、自分が日本のプロ野球界を支えている偉大なる小石ではないかと思うことがあるよ。
では、案の定、の|疑惑《ヽヽ》がらみのものを拾ってみようか。
けっこう多かったけれど、むちゃくちゃ無邪気なこれ一作だけを掲載する。
・長谷川裕美『ロス→疑惑→三浦→百恵→子供→カレーライス→エスビー→瀬古→オリンピック』(梅) これひとつで、いいと思わんかね、他の諸君。
他に多かったのは、黒岩選手の「プレッシャー事件」に関連したもの、ロスアンゼルスのケチケチ運営もの等々、約8通りほどに分類できた。
しかし、萬流コピー塾は、同巧多数について解説する説明会ではないので、あまりそのへんをしつこく取りあげない。
ただ、同巧多数が多く出たということは、ロス五輪の情報が少ないということを意味しているのであって、やはりこうした「遠い課題」は、「やきいも」や「コロッケ」のような「近い課題」に比べて難しいということがよくわかる。
だが、それにしては、みな良く健闘したと思う。
特に|称《たた》えたいのは、依田圭一郎君のカタメ撃ちである。見よ、その作品群を。
・依田圭一郎『一般市民の傷害事件で、日本選手団、無念の出場停止』
『さぁ、ここで聖火に物言いがつきました』
『ここ広大なアメリカ大陸では毎日のようにどこかの州でオリンピックが行なわれています』
『萩本欽一ヒューマンスペシャル「もう一つのオリンピック」』
『猛、六本しめじじゃ!』……これだけ合わせて(松)にする。ひとつの方法論だけで攻めているとはいえ、たいしたものである。最後の「六本しめじ」は、忍者武芸帳が出典である。念の為。依田君には、一気に名取まで駆け抜けてもらいたいものだ。
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