日语童话故事 日语笑话 日语文章阅读 日语新闻 300篇精选中日文对照阅读 日语励志名言 日本作家简介 三行情书 緋色の研究(血字的研究) 四つの署名(四签名) バスカービル家の犬(巴斯克威尔的猎犬) 恐怖の谷(恐怖谷) シャーロック・ホームズの冒険(冒险史) シャーロック・ホームズの回想(回忆录) ホームズの生還 シャーロック・ホームズ(归来记) 鴨川食堂(鸭川食堂) ABC殺人事件(ABC谋杀案) 三体 失われた世界(失落的世界) 日语精彩阅读 日文函电实例 精彩日文晨读 日语阅读短文 日本名家名篇 日剧台词脚本 《论语》中日对照详解 中日对照阅读 日文古典名著 名作のあらすじ 商务日语写作模版 日本民间故事 日语误用例解 日语文章书写要点 日本中小学生作文集 中国百科(日语版) 面接官によく聞かれる33の質問 日语随笔 天声人语 宮沢賢治童話集 日语随笔集 日本語常用文例 日语泛读资料 美しい言葉 日本の昔話 日语作文范文 从日本中小学课本学日文 世界童话寓言日文版 一个日本人的趣味旅行 《孟子》中日对照 魯迅作品集(日本語) 世界の昔話 初级作文 生活场境日语 時候の挨拶 グリム童話 成語故事 日语现代诗 お手紙文例集 川柳 小川未明童話集 ハリー・ポッター 新古今和歌集 ラヴレター 情书 風が強く吹いている强风吹拂
返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 日本名家名篇 » 作品合集 » 正文

たべもの歳時記161

时间: 2020-01-11    进入日语论坛
核心提示:がざみ東京あたりでカニといえば、まず第一に挙げられるのが、このガザミ。俗にワタリガニといわれるもので、薄鼠色の体色をした
(单词翻译:双击或拖选)
がざみ
東京あたりでカニといえば、まず第一に挙げられるのが、このガザミ。俗にワタリガニといわれるもので、薄鼠色の体色をした、甲羅が菱形のカニです。東京湾あたりから南日本にかけての内湾、河口からあまり遠くない、深さ五メートルくらいの砂地に棲んでいます。性質はたいへん臆病で、日中は海底の砂地に、平たい形の第五脚で巧みに穴を掘り、その中に隠れていて、夜になると這《は》い出て、さかんに餌を漁《あさ》ります。夜でも月夜には、それほど活動しないので、俗に「月夜のカニは身が薄い」などといわれ、肉はさほどうまくなく、肉量も少ないといわれますが、これはあくまで俗説。
子どもの頃、潮干狩に行き、ワタリガニの穴を見つけると、軍手をはめて、この穴に静かに手を差し込み、腕がすっぽり入るくらいの奥の院に鎮座している獲物に、軍手が触れると、やにわに大きなハサミで挟《はさ》みます。そのまま、そろりそろりと引き上げ捕えますが、小一時間もすると、手籠にいっぱい獲れました。
ガザミはズワイやタラバにくらべると、はるかに小さく、ズワイが足の肉を食べるのに対して、主に胸部の肉を食べます。塩ゆでしてから、甲羅を剥《は》がし、ガニ(エラ)を除き、タテ二つに割り、大きなハサミの先を利用したり、箸で小部屋の中の肉を取り出し、二杯酢で食べます。甲羅の内側にミソがつまっている場合もあるので、これをかき出して食べます。桃色をしていて、ポクポクした歯ざわりが楽しめます。鮮度のよいものは、胸部を割ったとき、筋肉が締まっていますが、古いものになると、箸でつまむと、ボロボロと身割れを起し、肉色も薄黒くよごれて見えます。お買いになるときは、ハサミつきの生きのいい、重みのあるものを。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%