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たべもの歳時記175

时间: 2020-01-11    进入日语论坛
核心提示:ま が れ い 一口にカレイといっても、くわしく調べれば、なじみのあるものだけでも、日本近海には約二十種近くもおります。食
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ま が れ い
 一口にカレイといっても、くわしく調べれば、なじみのあるものだけでも、日本近海には約二十種近くもおります。食膳にもしばしばのぼり、比較的知られているものとしては、マガレイ、メイタガレイ、マコガレイ、ナメタガレイ、ムシガレイ、イシガレイ、ホシガレイ、マツカワなどがあります。ただし、|セチガレイ《ヽヽヽヽヽ》などというのは、まだ見つかっていないようです。
種類によって食べ方がちがい、うまさのしゅんも異なります。カレイ類のうちで、産額の多いのはマガレイ。函館辺ではオタルマガレイ、新潟ではクチボソの名で呼ばれ、北日本に多いカレイで、主に北海道や日本海で獲れます。体長は三十センチくらいになり、眼のない側は白く、ヒレのつけ根に近い部分は、淡黄色になっています。秋から冬にかけてがしゅんで、三月すぎになると味が落ちます。マガレイをはじめ、北方のカレイ(ナメタガレイ、ソウハチガレイ、アブラガレイ、アカガレイ)は、冬の間は深さ百五十メートルから二百五十メートルぐらいの海底ですごし、春になると、産卵のため、浅い海に移ってきます。好きな水温は、だいたい摂氏十二、三度から十度くらいだといわれ、種類によっては、零度くらいでも平気なものもおり、さすがに北海の魚の資格を備えております。
生きのよいものを、鉄なべに煮立てた生じょうゆの中に放り込むと、しばらくあばれ、蓋を持ち上げることも間々あります。こうしたものだと、肉が反り気味になり、骨離れもよく、肉の歯ざわりもしゃきっとしておいしい。関西をはじめ、南日本では、ホシガレイ、メイタガレイが多く、ホシガレイの作り身(刺身)は、ひとによっては、ヒラメよりうまいといいます。
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