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食物ことわざ事典37

时间: 2020-01-11    进入日语论坛
核心提示:九里よりうまい十三里 さつまいもが中国を経て琉球に入ったのは慶長十年(一六〇五)。そして長崎へは元和元年(一六一五)に琉
(单词翻译:双击或拖选)
 九里よりうまい十三里
 さつまいもが中国を経て琉球に入ったのは慶長十年(一六〇五)。そして長崎へは元和元年(一六一五)に琉球から入ったという記録があります。また、薩摩へも慶長・元和のころにルソンから入るなど、たびたび導入され、南九州にひろまって、「薩摩藷《さつまいも》」の名が知られるようになりました。降《くだ》って明和〜天明時代(一七六四〜八九)に入ると、江戸へもさつまいもが商品として出回って来ました。日本橋の堀江町は、当時、冬の間名物のふかしいもを売り、夏になると団扇《うちわ》の製造に商売変えする店が多かったと見え、これを諷した川柳に、
堀江町風静まつて薩摩芋 (明和)
夏渋く冬甘くなる堀江町 (安永)
といった句があります。堀江町のふかしいもは明和年間に始まり、江戸時代を通じてあったようです。江戸に初めて焼きいもが現われたのは寛政五年(一七九三)の冬で、それ以前はふかしいもばかりでした。ふかしいもでスタートした堀江町も焼きいもの出現以後は、これに転向したものと思われます。「八里半」「十三里」などという焼きいもの代名詞も、その出現と同時に付けられたことが、『宝暦現来集《ほうれきげんらいしゆう》』巻の五に見えています。
「寛政五年の冬本郷四丁目番家にて、初て�八里半�といふ行灯を出し、焼芋売始めけり、其以前むし芋|計《ばかり》也、�八里半�は渾名《あだな》なりと、九里四《くりよ》り美味いと云《いふ》、其後小石川白山前町家にて�十三里�と云行灯を出候、是も亦《また》焼芋なり、今は町毎に焼芋計りにて蒸し芋少し」
そんなわけで、さつまいもはくりよりうまい──ということをシャレて言ったのが、このことわざです。「八里半」というのは「九里」(くり)に近い味を持っている──という意味で、芝居、こんにゃく、タコ、かぼちゃと並んで、いもは江戸時代以来、女性の好物の代表とされてきました。
焼きいもは、三〇〜六〇度Cの温度で、じっくり時間をかけて焼き上げている間に、でんぷん糖化酵素が活発にはたらき、糖分が増すと同時に、水分が蒸発して甘味が一段と増え、うまくなる非常に理に叶《かな》った食べ方です。
近ごろのように、食品が出回りすぎて、どちらかと言えば過食時代には、肥満を気にして、さつまいもなどはとかく敬遠されがちで、一般の消費量は、年々減少の傾向をたどっています。戦時中や戦後の一時期のような腹を充《み》たす主食の代替品ではなく、最近ではそうざいや嗜好品として利用され、値は張っても味と質のよいものが求められ、文字通りくりよりも甘くてうまい「黄金せんがん」などといった品種も作り出されています。
いもは太るからイヤ──と言うのは、とんだ偏見で、主成分はでんぷんであるものの、ビタミンA効力のあるカロチンを含み、C、B1が多く、カロリーは一〇〇グラム中一二三カロリーで、ごはんの一四六カロリーより低く、美容食として、もっと注目してよい食品です。
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