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食物ことわざ事典54

时间: 2020-01-12    进入日语论坛
核心提示:鯖を読 む物を数えるのに、ごまかして利益を得る。実際より大きく言う──ことを、「鯖を読む」と言いますが、どうして、こんな
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鯖を読 む

物を数えるのに、ごまかして利益を得る。実際より大きく言う──ことを、「鯖を読む」と言いますが、どうして、こんなことが言われるようになったのでしょう。
現在は、箱詰めの干魚類を除いて、大部分は計量売りです。昔は、大方一尾いくらでした。もちろん、昔、秤《はかり》がなかったわけではありませんが、どういうものか一尾いくらで、取引きされました。おそらく、秤で計るのが面倒だったせいでしょう。
一説によりますと、昔、漁師から魚屋が魚を買い取る際、船の魚槽《ぎよそう》から一々魚の数を数えながら籠《かご》に入れました。このとき、悪賢い魚屋は、口より手の方が早く、魚の数をごまかしたようです。魚は特にサバにかぎったわけではありませんが、俗に「鯖《さば》の生腐《いきぐさ》れ」というくらい、足が早いところから、急いで数えたためサバが代表されました。その発祥は房州勝浦港──だと言います。もっとも、これには異論もあり、魚がし会会長町山清さんのお話によれば、
「私が若いころは、サバに限らず、いかに早く魚を数えながらこちらの樽《たる》から客の買い籠へ移すか、これも修業だった。戦場のような朝の市場でモサモサ『えーひとつ、ふたつ……』と一匹一匹手にとって数えていたのではさまにならない。また大切なことは、鮮度保持のためにもなるべく魚に手をふれないことである。
両手を氷の入った樽に突っこみ、指と指の間に魚の尾に近い部分を二匹、または三匹ずつ挟み、『ひとや、ふたやー、みっちょやー、よっちょやー』と目にもとまらぬ手練の早技で数えていく。なれてくれば百匹のサバを数えるのに一分間とてかからない。買う方は『とうやー、じいいちゃー』ぐらいまではなんとか目がついていくが、何十匹となるととてもじゃないがわからなくなる。落語の『時そば』ではないが『いまなん時だ』で一つや二つごまかしてしまう。これが通説で、たいがいの辞書にもそうあるが、そんな詐欺みたいな商いは、実際にはありえなかった。河岸っ子の名誉にかけて付記しておく」(『河岸の魚』)
ということです。このほか、古くは魚市場のことを「五十集《いさば》」と言い、魚市場の数え方にごまかしが多かったことから「いさばよみ」ということばが生まれ、それがいつしか訛って「さばよみ」になった──と言います。
また、サバはサバでも、このサバは梵語のサバで、散飯、生飯、三把と書き、生飯(サンバン)の略。三飯、産飯、祭飯、最把とも書き、仏教で、持戒者の日常の作法として、食前に自分の食物から上の方を少し取って、別の器に盛り、鬼神・餓鬼・動物などに対する施し物とするものです。少しずつ先に取り除いておく、そこから「生飯《さば》を読《よ》む」の語が生まれ転用された──といった説もあります。
いずれにしても「数とりの銭《ぜに》ざしに鯖《さば》をよんで、奇妙《きみよう》|頂 礼《ちようらい》不思議な手管《てくだ》に」(談義本『教訓続下手談義』)といった使われ方をして、日本人にはおなじみのことわざです。
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