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食物ことわざ事典94

时间: 2020-01-12    进入日语论坛
核心提示:入梅前の梅の実食べるな 梅雨の頃になると、次第に梅の実が大きくなり、葉がくれに青い実が目立つようになります。中にはもう熟
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入梅前の梅の実食べるな

 梅雨の頃になると、次第に梅の実が大きくなり、葉がくれに青い実が目立つようになります。中にはもう熟《う》れきって、実が黄ばみ、
青梅や黄なるも交る雨の中 召波
といった状態を現わすようになります。梅の実が成熟する時期は、南に行くほど早くなり、北へ行くほど遅れるのが普通です。九州・四国などの暖かい地方では、梅雨に入る頃に早くも成熟しはじめ、関東から近畿にかけての中央部では梅雨の最盛期、東北地方では梅雨の末期だと言われています。
暦の上の入梅は、太陽が黄経(天球の経度)八〇度に達する日、すなわち六月十日頃ですが、気象の上からみた入梅は、気圧配置が梅雨型になる時期で、暦の入梅とは当然ちがってきますし、また、年によっても、地方によってもちがってきます。もっとも早い年には五月中旬にすでに梅雨に入り、また、もっとも遅い年には、六月中旬にやっと梅雨に入り、年によって一〇日ぐらいのズレがあります。しかも、梅雨に入る時期は西日本ほど早く、北に向うにしたがって、やや遅れるのが普通です。「つゆ」に、梅の字と雨の字を組み合わせたのは、どなたの創案か知りませんが、この関係を実によく捉えています。
青梅に眉あつめたる美人哉 蕪村
うっすらとうぶ毛に覆われた薄緑の梅の実は、見るからに新鮮で、齧《かじ》ると思わず息を強く吸い込むほどの酸っぱさ。人によっては青梅と聞いただけで、口中に生唾《なまつば》が湧くほど、青梅は酸っぱさの代表となっています。
梅の実には、リンゴ酸、クエン酸などが含まれ酸味が多く、酢やしょうゆなどが醸造される以前は「塩梅《あんばい》」と言われて、塩とともに調味の基本をなしていました。
また、黄色に熟れない前の青梅の実の種子は、やわらかいので、カリカリした果肉に食塩をつけて食べると、ついつい種子までも食べてしまうことがあり、この種子には、アミグダリンが含まれていて、これが中毒症状を起こします。普通は激しい腹痛を起こす程度で済みますが、昔は生梅をたくさん食べて命を落とした人もかなりいたようで、古書には梅を有毒植物の一つに挙げている程です。そのため、大昔から青梅の核には毒があるので食べないようにと戒めのことばがありました。地方によっては、
「梅は食うとも核《さね》食うな」
「梅の核を噛み破れば字を忘れる」
「梅は食うとも核食うな中に天神寝てござる」
と教えて、子どもたちには食べさせないようにしました。天神とは「東風《こち》吹かば匂ひおこせよ梅の花……」のうたでよく知られる菅原道真のことで、種子を食べると、天神様の罰を受けると、子どもたちに訓《さと》して、警戒しました。
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