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食物ことわざ事典99

时间: 2020-01-12    进入日语论坛
核心提示:箸の上げ下し「箸の上げ下しにも文句を言う」「箸の上げ下しにも小言を言う」とも言います。「箸の上げ下し」とは、一挙一動のこ
(单词翻译:双击或拖选)
箸の上げ下し
「箸の上げ下しにも文句を言う」「箸の上げ下しにも小言を言う」とも言います。「箸の上げ下し」とは、一挙一動のことで、細かいことに口やかましく小言を言うときのたとえとして使われます。
このようなたとえにどうして箸が登場するのか──その淵源《えんげん》をたどってみますと、日本料理が箸食文化と密接なつながりをもって発達したからだと思います。耶馬台国論争の口火となった三世紀ごろの『魏志倭人伝《ぎしわじんでん》』には、倭人が手食する姿を記し、七世紀ごろの『隋書倭国伝』にも、まだ倭国のひとびとは槲《かしわ》の葉を器に手食している──ということで、わたくしたちの先祖が箸を使いはじめたのは、ようやく七世紀後半に入ってからです。
もちろん、当初の箸は、今日のような細長い一膳箸ではなく、いわゆるピンセットのような形をした箸でした。江戸時代中期の学者新井白石の著わした語学書『東雅《とうが》』に、
「古の時に、箸竹幾株などいひしは、今の如く二筋をもて一前などいひし如くにはあらず。細く削成したる一筋を、中より屈めて、その両端を対して食を取りたる也」
と、記されているとおりで、事実、正倉院御物の「鉗《けん》」と呼ばれる箸は、ピンセット型の箸です。平安時代に入って、ようやく一膳箸を使いはじめました。『今昔物語』に登場する三条の中納言殿の使う貴族の箸は、おそらく金属で作られた一膳箸で、名僧|増賀《ぞうが》上人が労働者たちと道端で共に使った箸は、木の枝を折った一膳箸でした。
それ以来一三〇〇年、日本人の食生活に与えた箸の影響は大きく、調理・食器・配膳・作法など、食生活すべてにわたって箸を使う食事文化体系、すなわち箸食文化を形成してきました。日本人は、箸で食べやすいように箸を使いやすいように、調理(魚肉などを割《さ》いて切り、箸でつかみやすいような大きさにする包丁文化)、食器(手に持ちやすく箸で口に運びやすくしようとする椀型文化)、配膳(箸運びに便利なような食器の配列)、マナー(箸の使い方が基本)を工夫し、それぞれの分野で箸中心の日本料理文化を発達させました。まさに箸は日本の食文化の原点と言えましょう。とりわけ、箸使いは食事作法の根本として、それはそれはきびしくしつけられたものです。戦後は海外の食文化が移入され、学校給食などでも先割れスプーンなどというキテレツな食器具が使われ、箸食文化はややもすると、敬遠され、崩壊の危機すら予感され、箸の上げ下し──などということばも余り耳にしなくなりました。それにともなって、箸使いのマナーも無視されがちな昨今です。
「箸と主とは太いがよい」「箸に当たり棒に当たり」「箸に目鼻をつけても男は男」「箸にも棒にもかからぬ」「箸の転んだもおかしい」「箸で挟み合うと仲悪くなる」「箸で飯茶碗を叩くと餓鬼が来る」「箸を粗末にすると口が痛くなる」……といった箸にまつわるこうしたたとえも次第に通じなくなる時代がすでに来ています。
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