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ことわざ雨彦流06

时间: 2020-01-31    进入日语论坛
核心提示:秋茄子《なすび》嫁に食わすな古歌に、秋なすび早酒《わささ》の粕につきまぜて棚に置くとも嫁に食はすなというのがあるそうな。
(单词翻译:双击或拖选)
秋茄子《なすび》嫁に食わすな

古歌に、
秋なすび早酒《わささ》の粕につきまぜて棚に置くとも嫁に食はすな
というのがあるそうな。訳せば「せっかくの秋茄子を、嫁に食われてなるものか。ひとまず新酒の粕に漬けて、棚の上にでも置いておこう」といったところか。
これが「秋茄子嫁に食わすな」ということわざの典拠だ——といわれている。ただし、この場合の嫁は、嫁が君、すなわちネズミのことである。
それが、いつのまにか、嫁、すなわち息子の細君のことになっている。この国の嫁と姑の関係が目にみえるようだ。
もっともらしく、
「身体を冷やして毒だから」
「種子《たね》が少なく、子種が減ると困るから」
と言う人もいるが、ホンネは、やはり、
「こんなにうまいのだから」
といったところだろう。母親にとって、息子の細君はそれほど憎いものらしい。
それにしても、
「身体を冷やして毒だから」
「種子が少なく、子種が減ると困るから」
とは、言いも言ったり。こういうのをオタメゴカシと称するのではなかろうか。
皆川白陀というひとの句に、
秋茄子や邪魔にされつつ婆達者
いいねぇ!
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