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ことわざ雨彦流08

时间: 2020-01-31    进入日语论坛
核心提示:朝雨は女の腕まくり「朝雨は女の腕まくり」ということわざは「女は弱い」と考えられていたフルーい時代の所産だ。朝の雨はすぐに
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朝雨は女の腕まくり

「朝雨は女の腕まくり」
ということわざは「女は弱い」と考えられていたフルーい時代の所産だ。朝の雨はすぐに晴れるものだから、弱い女の腕まくりと同じように「少しもこわくない」というんだから、コワい。
しかし、この世は、
「誤解に満ちているからこそ楽しい」
ということもある。かのシェイクスピアだって、
「弱き者よ、汝の名は女なり」
と言っている。
「女の腕まくり」
というと、わたしは、つい小説家の佐藤愛子さんを思い出してしまう。佐藤さんに『朝雨女のうでまくり』(角川文庫)というエッセイ集があるからだが、彼女の腕っぷし(?)の強さも、また定評のあるところだ。
「朝雨は女の腕まくり」
ということわざは、
「朝雨と女の腕まくり」
ともいう。このちがいについては、故金子武雄博士の解釈が、じつに単純明快だ。金子さんは『日本のことわざ』(朝日文庫)のなかで、こうおっしゃっている。
「前者は天候の予測であり、後者は女の弱さに対する嘲笑である。朝雨にも女にも、もちろん例外はあろう。しかし、諺というものは原則だけを言うものなのである」
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