返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 日本名家名篇 » 作品合集 » 正文

ことわざ雨彦流18

时间: 2020-01-31    进入日语论坛
核心提示:有りそうで無いのが金 無さそうで有るのも金おカネにかんすることわざでは、「有りそうで無いのが金 無さそうで有るのも金」と
(单词翻译:双击或拖选)
有りそうで無いのが金 無さそうで有るのも金

おカネにかんすることわざでは、
「有りそうで無いのが金 無さそうで有るのも金」
というのが好きである。言っちゃナンだが、これなら、わたしも安心してつましく[#「つましく」に傍点]身を処することができる。
根が貧乏性だから、貧乏であることは一向に苦にならない。それは、まあ、たまたま金持ちではないだけのことであって、いわば天の配剤である。
しかし、貧乏ったらしいのだけは、ゴメンだ。歌の文句に、
※[#歌記号、unicode303d]ボロは着てても 心は錦
というのがあるから言うわけじゃないが、
「出すのは、舌を出すのも惜しい」
といった生活には、耐えられぬ。
えてして金持ちは、ケチらしい。幸せなことに、こっちはケチになれるほど金持ちじゃないから、舌ぐらいなら、二枚でも三枚でも出してみせる。
それにしても、
「有りそうで無いのが金 無さそうで有るのも金」
ということわざは、時と場合によっては、
「有りそうで無いのが金 無さそうで有るのが借金」
と言い換えられるので、やりにくい。そういうときは、仕方がないから「借金も財産のうち」と居直るか……。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%

[查看全部]  相关评论