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ことわざ雨彦流67

时间: 2020-02-02    进入日语论坛
核心提示:女 三界に家なし誰かが、「女は三界に家なしナンテ、昔の話。いまや、われら中年の男性がその嘆きをかこつゴ時世かも」とボヤい
(单词翻译:双击或拖选)
女 三界に家なし

誰かが、
「女は三界に家なしナンテ、昔の話。いまや、われら中年の男性がその嘆きをかこつゴ時世かも」
とボヤいているのを耳にして、
「なにを、いまさら……」
と思った。自慢じゃないが、わたくしなんぞは、とっくの昔にそうである。
本来の意味は、
「女は、若い時は父に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従うものであるから、全世界に定まった家というものがない」
という意味なんだそうだ。申しわけないけれど、
「ウソばっかり」
と言いたい気持ちである。
言っちゃナンだが、いまどきの女で「若い時は父に従い、嫁しては夫に従い」ナンテいう女がいるだろうか? 失礼ながら、いまどきの女は、若い時は父に従わず、嫁しても夫に従わず、
「そのくせ、老いては子に従う」
といったところではなかろうか?
経済評論家・高原須美子さんに『女は三度老いを生きる』(海竜社刊)という本がある。高原さんに言わせると、
「親の老後、夫の老後、自分の老後——女は三度老いに直面する」
というのだが……。
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