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ことわざ雨彦流94

时间: 2020-02-02    进入日语论坛
核心提示:腐っても鯛「腐っても台風」という言葉をつくった。もちろん「腐っても鯛」のもじりである。「腐っても鯛」ということわざは、「
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腐っても鯛

「腐っても台風」
という言葉をつくった。もちろん「腐っても鯛」のもじりである。
「腐っても鯛」
ということわざは、
「すぐれた価値のあるものは、いたんで駄目になったようなものでも、やはり価値を保つ」
というたとえだ。タイは、だからメデタイのだろう。
石原裕次郎主演の映画に、
「風速四十メートルが何だってんだ!」
というセリフがあったが、瞬間風速が四十メートルになると屋根の瓦《かわら》はいっせいに飛びはじめ、五十メートルになると家が倒れ出す。
瞬間風速は、ふつうの風速より五割ほど強いが、それでも立っているのは無理だ。
風速十五メートルで、さしている傘がこわれ、看板などが吹き飛ぶ。そうして、ついでに言うと、台風とは熱帯低気圧が南方海上で発達して、その中心付近の最大風速が十七メートル以上になったものをいうのである。
台風は遠くにいても、上陸しなくても、山の風上の斜面に二日も三日も大雨を降らす力を持っている。台風が遠ざかり、青空になってからも、川の下流の水位は上がりつづける。
「豆台風だから……」「小型の台風だから……」といっても、油断はできない。台風が弱い熱帯低気圧に変わっても、警戒を怠るわけにはいかない。腐っても台風なのである。
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