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ことわざ雨彦流160

时间: 2020-02-02    进入日语论坛
核心提示:冬至冬なか冬はじめ俳句で、「彼岸」というのは、春の季語である。秋分の日をはさんだほうの彼岸は、俳句では「秋彼岸」「後《あ
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冬至冬なか冬はじめ

俳句で、
「彼岸」
というのは、春の季語である。秋分の日をはさんだほうの彼岸は、俳句では「秋彼岸」「後《あと》の彼岸」という。
正岡子規の、
毎年よ彼岸の入《いり》に寒いのは
という句は、だから春の俳句だが、この句には、
「母の詞《ことば》自ら句になりて」
といった前書きがついている。お母さんの呟いた言葉が、そっくりそのまま五・七・五になっていた——というわけだ。
「お彼岸の入りだというのに、まだ寒いなあ」
問うともなしに問うている子規に、
「毎年よ、彼岸の入りに寒いのは……」
と、お母さんが答える。春の彼岸は冬を、そして秋の彼岸は夏をひきずってやってくる。
暦の上では冬の真ん中になっているが、ほんとうに寒くなるのは、十二月二十二日か二十三日の冬至からだろう。そこで、
「冬至冬なか冬はじめ」
ということわざが生まれた。
冬至には、柚子《ゆず》湯に入る。柚子の皮を風呂に浮かべて入れば、体があたたまって風邪をひきにくい。これぞ庶民の知恵である。
「冬至に南瓜《かぼちや》を食べると中風が治る」
ともいうが、こっちは、べつに根拠はないらしい。
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