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ことわざ雨彦流236

时间: 2020-02-04    进入日语论坛
核心提示:見ざる聞かざる言わざる「三猿の像」というのがある。三匹の猿が、それぞれ両手で目、耳、口をふさいでいる姿を彫ったもので「見
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見ざる聞かざる言わざる

「三猿の像」
というのがある。三匹の猿が、それぞれ両手で目、耳、口をふさいでいる姿を彫ったもので「見ざる 聞かざる 言わざる」のシャレである。
ところで、
「見ざる聞かざる言わざる」
というのは、ことわざだろうか。ことわざだったら、どんなふうに解釈すべきだろう?
さすがに、鈴木棠三・広田栄太郎編の『故事ことわざ辞典』(東京堂出版刊)には、
「人の短を見ない、人の非を聞かない、人のあやまちを言わないという戒め」
と出ていたが、わたしなんぞは性悪だから、
「人の長を見ない、人の是を聞かない、人の正当性を言わない」
と解釈したいところだ。が、こんなことを書いたって、あなたのことだから、見て見ぬふりをしてくれますよ、ね?
俗謡にも、
※[#歌記号、unicode303d]知っていながら 知らないそぶり
と言うではないか。宰相の色恋沙汰ぐらい�知らぬ、存ぜぬ�で通してやりたいところだが、やっぱり、そうはいかないなあ。
人間には、
「見たこと聞いたことを他人に話したい、知らせたい」
といった欲求がある。でも、そういう場合は、きちんと傍証《うら》をとってから喋りたい。
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