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男の日曜日56

时间: 2020-02-07    进入日语论坛
核心提示:いつでも夢を[#ここから1字下げ、折り返して2字下げ]㈰将来の幹部要員かブルー要員かをよく見きわめること。どっちも必要。
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いつでも夢を

[#ここから1字下げ、折り返して2字下げ]
㈰将来の幹部要員かブルー要員かをよく見きわめること。どっちも必要。
㈪田舎者(地方大学出身者)はじっくりていねいに面接してやること。
㈫運動部の選手やサークルリーダーは望ましいが、選手馬鹿、軽薄な世話好き、乗せられ型は不採用。
㈬十年後の健康状態を想定して採用を決定すること。肥満体は避ける。精神面のバランスにも配慮。
㈭外見にごまかされるな。ただ元気なのはダメ。
㈮頭デッカチは不要。人間味が大切だ。
㈯語学ができるからといって安易にプラスイメージをもつな。
㉀感受性豊かで、情況に応じて柔軟な対応ができる人間が望ましい。
㈷創造的な能力があるか。
㉂就職に対して夢をもっているかどうか。
[#ここで字下げ終わり]
というのが、一部上場企業三社の人事担当者が学生を面接する折りに片時も離さないチェックポイントの共通項なんだそうな。ある週刊誌が、
「極秘に入手した」
という�メモ�である。
ご丁寧に、
「田舎者」
「選手馬鹿」
というところには、原文のままであることを示す「ママ」というルビまでふってある。週刊誌としては、痛くもない腹を探られないために、大いに気をつかってみせたところだ。
それにしても、この十項目、じつによく新入社員採用の際の企業のエゴを表現しているとは思わないか? すくなくとも大学でいい気になって遊んでいた連中に水をぶっかけるぐらいの効果はある。
とくに第一項目の、
「将来の幹部要員かブルー要員かをよく見きわめること。どっちも必要」
というところが、気に入った。企業にしてみれば、会社の将来を背負って立ってくれる幹部候補生も必要なら、同時に、万年ヒラか精々が係長どまりの飼い殺し社員も必要なのである。
件《くだん》の週刊誌は、
「高卒の人材が確保しにくい現状からいって、その代替労働力として大卒を採用しているフシがありますね」
という識者の言葉を紹介していたけれど、まさにその通りだ。企業としては、ネコもシャクシも必要なのに、当節はネコもシャクシも大学へいきたがるんだから、仕方がない。
それこそ、
「大学を出たから……」
といって、はじめから幹部への道が開かれているわけではない。ご当人はそのつもりでいるかも知れないが、会社のほうでは、とっくの昔にその道を閉ざしてしまっている場合だってありうる。
これが、会社に入って、何年かたって、いろいろ仕事をやってみたが、なにかとうまくいかなくて、
「それで、万年ヒラか精々が係長どまり」
というんなら諦めもつくけれど、採用の段階でそのことが決まっているとは知らなかった。企業にしても、当初は万年ヒラか精々が係長どまりのつもりで採用した人間が、意外や意外、図らざる能力を発揮して、
「ウーン、こいつは大物だァ」
ということになったところで、会社のほうでは、思わぬトクはしても、いっこうにソンはしないんだから、まことに都合がいいわけだ。
しかし、そんなこととはツユ知らず、マジメに、
「幹部への道が開かれている」
と信じて、入社を希望する連中こそ哀れだろう。それも、
「大学さえ出れば……」
と思ってきたネコやシャクシに、そういう手合いは多いのではなかろうか?
生まれたときから、
「チョウよ、花よ」
と可愛がられ、親父やお袋が汗水たらして働いたゼニで、適当なランクの大学へ入れてもらったのに、
「大学へ入ってやった」
と、エラそうな顔をした結果が、これである。こいつら、マジメにそう思っているだけに、そうして、入社試験のときにはマジメにいいところをみせているだけに、ホント、ご苦労なことである。
それはそれとして、
「人事担当者にも、年頃の子供がいるだろうに……」
というのが、わたしの偽らざる感想だ。そういう彼らが十番目にチェックするのが、
「就職に対して夢をもっているかどうか」
というんだから、おかしい。
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