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撫で肩ときどき怒り肩65

时间: 2020-02-09    进入日语论坛
核心提示:十代のニャンニャンに驚き、怒り、安堵する春である。いろいろと萌え出づるころである。イチャリンコイチャリンコしたアベックが
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十代のニャンニャンに驚き、怒り、安堵する

春である。いろいろと萌え出づるころである。イチャリンコイチャリンコしたアベックが、路上にわいて出る時でもある。私が住んでいる場所は、若者が多いせいか、そのアベックというのも学生がほとんどである。大学生のアベックは、見慣れているせいか大して驚きもしないが、セーラー服と学生服が、仲良く肩を抱き合いながら、下校しているのを見た時はたまげた。私服のときは、単に「若者のカップル」としかみえないのが、制服姿であるがために、誠に淫靡《いんび》な雰囲気なのだ。ところが気をつけて見ていると、周囲の目もはばからず、手をつないだり、腕を組んだりしている制服姿のカップルの多いこと。中でも超ド級にたまげたのは、ビジネスホテルではないホテルの裏を通りかかったときに、目にした光景であった。
あたりは夕暮れどきで薄暗くなってきている。そしてどういうわけか電信柱の陰から、得体のしれないウメキ声がきこえてきた。
誰か具合でも悪いのかと思ったがどうも様子がおかしい。人影が二つ、モソモソと動いている。「もしや……」と思いつつも、足がどんどん前に進んでしまう私は、はっきりいって、のぞきのオバさんである。近づいていった私の目にとびこんできたのは、まくれあがったスカート及び女の子のお尻であった。じとーっと私が横目でにらんでいるのにも気がつかず、二人とも制服姿で一心不乱にコトに励んでいる。
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