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世界昔ばなし158

时间: 2020-02-20    进入日语论坛
核心提示:●カラスとフクロウアジア・エスキモーは人口わずか千五百人(一九七九年の統計)の少数民族で、ソ連邦の東北端に位置するチュコ
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●カラスとフクロウ

アジア・エスキモーは人口わずか千五百人(一九七九年の統計)の少数民族で、ソ連邦の東北端に位置するチュコトカ半島に住み、ベーリング海でアザラシや鯨などの海獣を捕って暮らしてきました。カラスが黒いわけを語る、日本でもおなじみのこの話は太平洋沿岸に沿った広い地域に分布しています。羽を染める染料が日本の話では藍なのに対し、ここでは明り用の古い油になっています。アジア・エスキモーは沼地の苔を乾燥させて粉にしたものを明り皿の油にひたし、それを明り皿の縁にうすく塗って燃やし、この火で明りと暖を取り、煮炊きもしました。油が新しいときれいに燃えて、たいへん明るいのですが、油が古いとくすぶってすすがでます。このカラスはすすで真っ黒になった古い油を体に塗られたわけです。
この話はG・A・メノフシチコーフが一九四八年にナウカンのコルホーズ議長ウトユクから記録したものです。
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