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世界昔ばなし166

时间: 2020-02-20    进入日语论坛
核心提示:●キツネ神とカワウソ神これは「この世にセミの生まれたわけ」と同じく、ネフスキー『アイヌのフォークロア』に収録されているカ
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●キツネ神とカワウソ神

これは「この世にセミの生まれたわけ」と同じく、ネフスキー『アイヌのフォークロア』に収録されているカムイユカラです。語り手も同じです。
このお話には、大魔神に太陽の神様がのみ込まれそうになるのを、キツネとカラスを口の中に放り込んで防いでいるという「神様のいわれ話」が出てきます。オキクルミという文化英雄の活躍する数々の話の中でもとくに有名な「ポロオイナ」も、魔神の口の中にキツネとカラスを放り込む、このエピソードが出てきます。しかし、それでも太陽の神様が魔神に捕らわれてしまい、オキクルミがそれを助けだしにいくというストーリーです。
このお話のカワウソはちょっと気の毒な感じがしますが、アイヌの人たちにとって、カワウソというのは忘れっぽいまぬけな動物ということになっており、「カワウソ頭」というと、ひどい悪口になってしまうほどです。だから物語の中ではいつでもやられ役です。
キツネ神の守っているヌタプソというのは、川が大きく蛇行しているところの内側の土地を指します。ひとことでいい表わす言葉がないので、ヌタプソのままにしました。
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