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世界昔ばなし191

时间: 2020-02-20    进入日语论坛
核心提示:●半分小僧語り手シャルダーは、当時十二歳。インド最北端のジャンム・カシミール州の冬の州都ジャンム市の女学生でした。この時
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●半分小僧

語り手シャルダーは、当時十二歳。インド最北端のジャンム・カシミール州の冬の州都ジャンム市の女学生でした。この時の採集で、八つの類話が収録され、同地ではよく知られた話です。(1)子供のない王が苦労して七人の子供を授かりますが、七人目は半分小僧(またはイタチに似た息子)であるという導入部、(2)七人が成人して職を求めに出かける展開部、(3)半分小僧が壺屋につとめてそこの子供をおどかし、大金をロバに食べさせ、そのロバを貰って帰り、棒でたたいて食べた大金を吐きださせる中核部、(4)兄たちがそのロバを高値で買い取ってたたきますが、徒労に終わる終結部の四部から成り、中核部はどの類話でもほぼ一定しています。展開部では、七人兄弟が鬼の家に泊まり、半分小僧が機転をきかせて鬼の七人の子供と寝床を取りかえて難を逃れるという有名な挿話(AT1119)が入っていることが多いのですが、この話では抜けています。終結部のあとに、インドだけでなく世界に広く流布している兄たちの再三にわたる復讐と失敗(AT1653D・1535)が続くこともありますが、この物語の語り手シャルダーは、その部分を別に独立した話として語っています。「塩の味」の解説でも触れたように、一ルピーはインドの通貨の標準的な単位です。
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