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食味歳時記53

时间: 2020-04-20    进入日语论坛
核心提示:神 戸 と 私01神戸には、中学一年生の時に行ったのが、最初である。今から六十年も前の神戸だが、少年の私が一人で出かけた。べ
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神 戸 と 私01

神戸には、中学一年生の時に行ったのが、最初である。
今から六十年も前の神戸だが、少年の私が一人で出かけた。べつに神戸に目的があったわけではない。東海道線を終点まで、乗ってみたかったのである。暑中休暇中で、途中、静岡や豊橋や京都の親類に泊り、最後が神戸だった。
神戸にも、親類があった。父の従兄弟の水島鉄也という人で、神戸高商の校長をしていた。住宅は、葺合の熊内というところにあった。とても一人では探し当てられないので、駅から人力車に乗った。熊内というところは、何か、埃っぽい日本家屋ばかり列んで、繁華という感じには遠かった。
水島家に二晩ぐらい泊ってる間に、私は一人で、布引の滝というのを見に行った。歩いて行ける距離だった。それから、夜に、湊川神社に行ったが、きっとお祭りだったのだろう。それは、水島家の書生が連れてってくれた。寂しい河原があり、松が生え、神社の境内には、カンテラをつけた露店が出ていた。そこも、寂しい感じで、神戸というところは、どこへ行けば繁華なのか、と疑った。
須磨、舞子へも、その書生君が案内してくれたが、晴れた暑い日で、とてもキレイな海水の中で、大勢の人が、泳いでた。私は横浜生れで、自然と、神戸と横浜を比較したが、こんな景色がよくて、海がキレイなところは、残念ながら、横浜にないと思った。ことに、舞子の松原が、立派に見えた。今とちがって、松と白砂と海とが、連結して、自然のままの美景と化していた。
その次ぎに、神戸へ行ったのは、中学五年生ぐらいの時で、今度は、花隈のM君という友人の家に泊った。すぐ向側が芸妓屋で、夕方になると、芸妓が肌脱ぎになって、お化粧を始めるのが、よく見えた。その印象が、一番強く、M君とずいぶん街を歩き回ったのだが、何も覚えていない。この時も暑中休暇で、大変暑く、やたらに氷水ばかり飲んだように思う。
それから、ずっと飛んで、青年時代に、フランスから帰ってくる時に、神戸で船を降りた。久し振りに踏む日本の土なので、ずいぶん昂奮した。同船の友人から、夕飯を誘われ、たしか�菊水�という家で、スキヤキを食った。日本酒がうまくて、やたらに飲んだ。いい加減酔って、夕方、三ノ宮から乗車する東京行きの急行に、危く、乗りおくれるところだった。
それっきり、神戸へ行かなかったのである。
なぜ行かなかったのか、べつに大きな理由はない。京都や大阪へは、よく行ったが、どうも、神戸まで、わざわざ足を伸ばす気にならなかったのは、恐らく食い物のせいだったかも知れない。京都の料理は、更めていうまでもないが、一時、私は大阪の食べ物——ことにゲテな食べものに、興味を感じた。もっとも、大阪の食べ物を知ったのは、拙作�大番�を書くために、調査に行ったのがキッカケだった。
そして、神戸の代表的な食べ物は、洋食と中華料理だろうが、どっちも東京と横浜で用が足りるので、気が進まなかったのだろう。
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