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食味歳時記54

时间: 2020-04-20    进入日语论坛
核心提示:神 戸 と 私02 ところが、昭和三十四年に、私は読売新聞に�バナナ�という小説を、書くことになった。この小説の主人公は、台
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神 戸 と 私02

 ところが、昭和三十四年に、私は読売新聞に�バナナ�という小説を、書くことになった。この小説の主人公は、台湾出身の華僑一家で、東京に住む連中なのだが、場面の変化の必要上、彼らの一族で、神戸に住む華僑を設定した。それは�大番�を書いてるうちに、曾て神戸に呉錦堂という中国人の大相場師のいたことを、知ったことも影響してたろう。
とにかく、私は神戸を書くために、更めて、その土地を調査に出かけた。東京から一人の記者が付き添い、また神戸支局の人も、調査に尽力してくれたのだが、神戸の華僑生活を調べる間に、私は例によって、食いしん坊の根性を抑えることができず、土地の人の話や案内書によって、ウマいものの所在を訪ねて歩いた。
すると、神戸の味覚というものが、儼然として存在するのである。京都や大阪に比肩するのみならず、現在の横浜なぞには求められない、特色ある店と味が、いくらもあるのである。
私は欣然として、食べ歩いた。といって執筆の調査を、閑却したわけではない。土地の食べ物を味わうことは、その土地を知る捷径であると、大義名分を立ててるのである。
まず私は、海岸通りの�キングズ・アームス�へ行った。そこでビールを飲み、ロースト・ビーフを食うと、ロンドンの裏町の小レストランへ行ったような気分になった。
また、元町へ行って、�青辰�のアナゴずしを食った。これは、非常な美味だった。ガンコそうな主人の態度が気に入った。
ハナワ・グリルという家にも行った。コンソメとビフテキを食ったが、大変結構だった。そういうものがウマく食えれば、コックの腕を信用していいのである。その上、この店は小さく、体裁を飾らず、グールマン向きにできてる。私は、そういう店が好きなのである。
それから、中華料理では�牡丹園別館�というところへ行った。味も悪くなかったが、値段の安いので驚いた。その他にも、中華料理は沢山あるらしいが、時間的に、そう何軒も廻れなかった。
しかし�デリカテッセン�という店へ行って、東京への土産を買うことはできた。ここのナマ作りの燻製の鮭は、イギリスで食べたドーヴァー産のそれを偲ばせた。
また�フロインドリーブ�という店へ行ってパンを買った。いい店と聞けば、すぐ出かけてみた。
パンやソーセージ類の専門店は、昔の横浜にもあって、それぞれ特色があったが、戦後は見当らなくなったので、私は神戸へきて、かえって昔の横浜を思い出した。
そして、最後には、加納町の�アカデミー�というバーへ出かけた。
バラックのような、貧弱な店で、ホステスなぞは全然いず、老いた主人が、一人でいるだけだった。そして、べつにお世辞もいわず、酒ビンを丹念に磨いていた。
私は、一度でこの店が好きになった。私は酒好きなので、酒を飲む時は、女性が不要なのである。そこで、東京で女のいないバーを探すのだが、戦後、まったく見当らない。�アカデミー�は私の理想のバーになった。
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