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食生活を探検する41

时间: 2020-04-21    进入日语论坛
核心提示:ナイフをとぐべし よく切れない食卓用ナイフで、堅い肉と皿のうえで格闘するときほど、いらいらとすることはない。切れないナイ
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ナイフをとぐべし

 よく切れない食卓用ナイフで、堅い肉と皿のうえで格闘するときほど、いらいらとすることはない。切れないナイフに、渾身の力をこめて、ようやく肉片を無理やりにひきちぎったとたんに、ちぎれた肉は床のうえにとんでいってしまい、それまでの重労働は水のあわで、おまけにバツの悪い思いをしなければならない。へたをすると、むかいの人の胸にソースのついた肉片がとんでいって、ひらあやまりをしなくてはならぬ破目になる。
食卓用ナイフが切れすぎて、そそっかしい人が指を落すようでもこまるが、このごろレストランのナイフでも、やたらにメッキが光るだけで、まったく刃附けのしていない、桃の皮をむくのもむずかしいようなものをおいてあることがある。刃物はといで使うべきである。
ただし、切るというよりも、魚肉をほぐして、フォークにのせるヘラのような使いかたをする魚用ナイフは、刃がついてなくてもさしつかえない。
日本の洋食屋で、お茶づけにするのと同じ炊きかたをしたメシを「ごはん」というとわざわざ、「ライスですか」と聞きかえすのも、耳ざわりなことであるが、そのライスをナイフでもって、フォークの背中にのっけて口に運ぶ曲芸は、無器用者の多い外国人には、おそらくできないであろう。ライスには、スプーンを、あるいはハシを、そえるべきである。フォークでたべるとしたら、右手で持ちかえて、フォークの腹ですくうようにしてたべたらよい。
つけあわせにでたグリーンピース、これを一粒ずつ追っかけては、フォークの先でつきさして、口にほうりこむ気長な人をときどきみかける。このときこそ、ナイフとフォークの背で豆をつぶして、フォークの背にのっけて口に運んだらよい。
西洋の古代には、食卓には、肉切りナイフが一本おいてあるだけで、これでもって主人が食物を切り分けて分配した。食物を口に入れるのは、手づかみであった。ナイフ、スプーン、フォークの食卓用セットが出そろい、各地で一般的に使われ始めたのは、十八世紀頃からである。
日本では、古墳時代からハシが使用されていたようだ。「古事記」のヤマタノオロチの話でも、上流からハシが流れてくるのをスサノオノミコトが見つけて、川上に人家のあることを知ったとある。
「魏志倭人伝」では、倭人は手食をするという記事があるので弥生式時代には、ハシの使用はまだ一般的ではなかったのかもしれない。古代のハシは、現在の二本の棒が対になったものではなく、一本の棒を中央から折り曲げた、ピンセット状のものであった。
刃物と、熊手のような野蛮な道具で食物を運ぶよりも、西洋料理もはじめからたべやすいように、切れ目を入れて供して、トンカツのようにハシでたべられるようにならないものか。その場合、外国人には、古代のピンセット式のハシを使わせたらよい。
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