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きれいなお城の怖い話36

时间: 2020-06-30    进入日语论坛
核心提示:舞台劇のような拷問ジルの行う拷問はどれも一種の舞台劇でした。それには一定のストーリーがあり、盛り上がりがあり、舞台装置と
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舞台劇のような拷問

ジルの行う拷問はどれも一種の舞台劇でした。それには一定のストーリーがあり、盛り上がりがあり、舞台装置と観客も必要でした。
まず誘拐された少年が城に到着すると、風呂《ふろ》で洗い清めて髪をとかされ、新しい服を着せられました。夢を見ているような気持ちで、少年は召使に連れられて偉い領主様の部屋に向かいます。ゲームは静かに始まりました。ジルが少年に優しく話しかけ、しだいに少年も緊張がほぐれて打ちとけていきます。ジルはゆっくり時間をかけるのを好みました。彼は、子供たちの美しい顔やからだや愛らしい声を十分に楽しむことを望んだのです。
彼は満足をできるだけ先に延ばそうとしました。子供がだんだん自分の幸運に慣れていくのを見るのは楽しいものでした。少年が菓子を与えられ愛撫を受け、しだいにそれにも慣れて、自分はこれらを受けて当然なのだといわんばかりになるのを見るのは、楽しいものでした。
少年の表情が自信から、甘やかされているもの特有の無邪気な傲慢《ごうまん》へと変わっていくのを眺めながら、ジルはやさしい声で「君はかわいいね」とほめ、「こっちへおいで。ぐるりと回って見せてごらん」とささやき、しだいに少年を愛撫しはじめます。はじめは少年の機嫌をとるためのようですが、しだいにジルの愛撫は荒々しくなり。最後にはつねったり噛んだりして、どんどん興奮していきます。
ジルによって少年は容赦なくむさぼられ、犯されます。強姦がおわると、ジルは少年を召使に命じて天井から吊るさせます。そうしておいて、また引き降ろし、「こわがらなくていいよ。ふざけていただけなんだから」と言い訳をし、「ひどいことをする気はない。ただ一緒にふざけたかったんだ」と、子供が泣き出そうとするのをなだめます。こうして少しずつ、少年を拷問へと引きずり込んでいくのです。
ジルを興奮させるのは、傲慢から恐怖へ、恐怖から一変して安心への、子供たちの変化でした。あんなことをされたあとでも、子供はやさしい言葉にだまされて、たった今起こった恐ろしいことは夢を見ていただけなのだと信じてしまうのです。その変わりようこそが、彼をそそり立たせたのでした。
ジルにとって性行為は前奏であることが多く、子供を相手に二、三度情欲をみたしてしまうと、従者に命じて、子供にとどめを刺させるのでした。頭や手足をむしり取ったり、喉《のど》ぶえをかき切ったり、オノで首をへし折ったりすることもありました。子供が死にかけると彼は子供の腹にまたがって、血の気のひいていく子供の顔をじっと見つめて、断末魔の表情をとくと観察するのでした。
 
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