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黒魔術白魔術19

时间: 2020-07-21    进入日语论坛
核心提示:呪殺法とさまざまな呪い現在もヨーロッパやアメリカで受け継がれている呪殺法の、その代表的なものをご紹介してみよう。●ロウ人
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呪殺法とさまざまな呪い

現在もヨーロッパやアメリカで受け継がれている呪殺法の、その代表的なものをご紹介してみよう。
●ロウ人形の呪い(1)
ロウをこねて、呪う相手に似た人形をつくる。相手に生き写しであればあるほど、呪いの効果も大になる。つぎに、人形に呪いの言葉を刻みこむ。さらに、もし出来ればの話だが、相手の洋服の切れっぱしを人形に着せ、人形の頭に相手の髪の毛二—三本を、人形の指に相手の爪のかけらを、人形の口に相手の歯のかけらを、それぞれ植えつけてやれば、なおさら良い。
ロウ人形の代わりに、布人形、木彫人形、泥人形、絵人形、あるいは相手の写真を使うこともある。
真夜中の一三時に、ロウ人形の両眼に針を十三回ずつ突き刺して、呪いの言葉を吐き、さらに自分の小指を針で刺して出た血で、ロウ人形の心臓に×印を書く。そして相手の名前をロウ人形にきざみ、呪いの言葉を吐いて、心臓の×印部分に針を十三回ずつ突き刺す。最後にそのロウ人形を、呪う相手の家に投げつけるか、相手の墓地の土に埋めると、相手は体に変調をきたして病気になり、急死するという。
●ロウ人形の呪い(2)
(1)と同じように、相手の姿に似せてロウ人形をつくり、つぎのように唱える。
「アラトオル、レピダトオル、テンタトオル、ソムニアトオル、ドゥクトオル、コメストオル、デヴォラトオル、セドゥクトオル、汝《なんじ》ら破壊と憎悪の友にして執行人よ、呪いを行ない、不和の種をまく者よ。われ汝らに祈念す、○○〇(相手の名前)の憎悪と不幸のために、汝らがこの似姿に秘蹟《ひせき》をさずけ、祝福を与えられんことを」
そして針やクギでロウ人形の体を突き刺し、最後に心臓を一突きしたら、火のなかに投げこんでしまう。ロウ人形の体がすっかり溶けきった瞬間に、呪われた者も死ぬといわれている。
●ロウ人形の呪い(3)
ロウ人形、石鏃《せきぞく》(石のやじり)、トネリコの枝、十枚のシソの葉などを用意し、まず、つぎのような祈りをとなえる。
「地獄にまします我らの悪魔。御名が崇《あが》められんことを。御国のきたらんことを。御心が地獄に行なわれるごとく、地にも行なわれんことを。私たちの夜毎の楽しみを、今日も我らに与えたまえ。我らが負債のある者を許さぬごとく、あなたも負債のある者を許されませんように。我らを試みにあわさず、悪しき者を遣わされんことを」
そのあとロウ人形に、呪う相手の名を石鏃で刻みつける。それからトネリコの枝で地面に二重の円を描き、円のなかに人形を置く。つぎにシソの葉をしぼって、葉の汁を石鏃に塗りつけ、それを呪いをこめて人形の胸に突き刺す。そして人形を地中に埋めたあと、呪う相手の家に行って、そこの庭にトネリコの枝とシソの葉を投げこむ。
その結果、呪われた相手は原因不明の病気にかかって、やがて死んでしまうという。
●悪霊アペプのロウ人形の呪い
儀式を行なう時刻は、真夜中か夜明けか夕方。月日は、夏至・冬至・春分・秋分の日。場所は、墓地や沼地やくぼ地や寺院のなか。さらに悪霊の好む爪、髪の毛、胎児の死体の一部、歯、排泄物、精液、動物の内臓、そしてロウ人形(死体の脂肪からつくったものが最高)、針か細い石槍《いしやり》を用意する。
まず自分の周囲に円を描き、爪や髪の毛や胎児の死体を祭壇にそなえて、こう呪文をとなえる。
「悪霊アペプよ! この世に来て呪いたまえ。○○○(相手の名前)の頭を突き刺し、顔を切り裂いて、頭を二つに切断せよ。○○○の全身をくだき、骨を粉砕し、四肢を切り取りたまえ! 憎い相手の心臓を刺したまえ! 悪霊アペプの霊力で、相手を縛り、打ち倒したまえ!」
この呪文を六回となえながら、ロウ人形の頭、顔、手足、心臓を、針か石槍で突き刺す。一日の夕方、真夜中、夜明けと三回にわたって行ない、七日間つづけたあと、ロウ人形を火にあぶって溶かす。
相手は、ロウ人形が溶けはじめたところと同じ部分から、病気やケガをするという。そしてしだいに全身の力が衰え、頭や心臓の激痛に襲われ、苦しみ抜いたあげく世を去るのだそうだ。
●ヒキガエルの呪い
ロウ人形では生きた人間のような感じがしなくて物足りない人は、そのかわりに動物の心臓を用いても良い。流れる血とぴくぴく動く肉は、呪いをかける者の情熱をさらに煽《あお》りたてることだろう。ヒキガエル、ヘビ、フクロウ、ネズミなどが、古くから用いられている。
ヒキガエルを用いた呪いについては、一六世紀の鬼神論者デルリオが、こんなエピソードを書き残している。
「イストリアの聖ゲルミニアスの町に、一人の青年が住んでいたが、ある女妖術使いに夢中になり、妻や子供たちを捨てて、女妖術使いと同棲するようになった。
捨てられた妻はしばらく悲嘆にくれていたが、ふと呪いのことに気づいて、夫と女妖術使いの家をたずねてきた。そしてこっそり家のなかを探すと、ベッドの下に、壺《つぼ》のなかに閉じ込められた一匹のヒキガエルを発見した。ヒキガエルの目は縫われてふさがれていた。
妻がカエルを出してその目を開けてやり、火のなかで燃やしてしまうと、たちまち夫は魔法から覚めて、家族のもとに帰ってきた」
埋めておいたものが発見されると、魔法の効力は切れるものと、相場が決まっているらしい。
●魔女サバトの呪い
悪魔ルシフェルにささげる生《い》け贄《に》え(ヒキガエルかヘビでもよいが、子供の死体なら最高)と、呪いの秘薬を用意すること。呪術師は真紅のズボンと灰色のシャツと黒いマントを身につける。そして生け贄えの胸を切り裂いて心臓を取りだし、あふれる血を青銅の容器にそそいで悪魔を招きよせる。
つぎに十三人の選ばれた魔女が、手をつないで�悪魔のダンス�を踊り、生け贄えの心臓と血を悪魔にささげて、悪魔ルシフェルへの呪文をとなえる。
「ルシフェルよ来たれ! オウヤル、シャメロロン、アリセリオン、マルドルシン、プレミー、オリエルット、ナイドルス、エルモニル、エパリネソルト、ペアリタム、ルシフェルよ来たれ! アーメン」
そして、「呪いの秘薬を悪魔に与える代わりに、○○○(相手の名前)を呪い殺してください」と、お願いするのだ。
呪いの秘薬の製造方法は、黒ミサ教団の秘密となっているが、古来の魔法書をひもとけば、「キリスト聖体像の一部に、赤ん坊の血をまぜ、そのなかに牡山羊の骨粉、子供の頭蓋と骨の粉、人間の脳漿《のうしよう》の断片、そして髪と爪と肝臓を入れ、処刑囚の肉片を混ぜて煮つめたエキス」というものらしい。
この呪術を行なえば、相手は一週間後に健康状態がおかしくなり、毎晩のように悪夢にうなされて狂死するという。
●心臓刺殺の呪い
犬、猫、羊、豚、ヒキガエル、あるいは赤ん坊の心臓を用意する。これを十三日間、陰干しにしてカメの中に入れ、フタなしで土中に埋めておくと、悪霊が集まって心臓にとりつくという。
心臓をカメから取りだして、呪いの言葉をはきながら針で刺し、その心臓を呪う相手の家の玄関のドアや門柱に、釘で刺しておく。そのとき相手に姿を見られると、効力は失われるので、相手の留守中や真夜中などに行なうこと。相手は心臓病にかかり、悪夢に襲われて心臓マヒでポックリ死ぬという。
●棺おけの呪い
墓から古い棺おけを掘り出して、その釘《くぎ》をぬき、こう呪いをとなえる。「釘よ、汝、脇道にそれ、わが思う敵に危害を及ぼすべく、われ汝を解き放つ。父と子と聖霊の名において、アーメン」
それから、地面に呪う相手のつけた足あとを探しだし、一本の釘をその足あとに打ち込み、Pater noster upto in terraと、となえる。主の祈りのパロディで、「地にまします我らが父よ」という意味の、悪魔に向けられた懇願である。
さらに石で釘を打ち込んでから、こうとなえる。「われが汝を抜くにおよぶまで,汝、○○○に災いを及ぼすべし」
呪われた相手は、やがて原因不明の病気にかかって、世を去ってしまうという。
●人型の呪殺術
牛、馬、豚、羊などの骨と、呪いをかける相手の髪の毛、動物の血液かヘビの死骸《しがい》を用意すること。
まず、動物の骨をナイフでけずって、呪いをかける相手の人型をつくり、胴に相手の名前を刻みつける。
つぎに両手と両足に十三本ずつ刻みをつけ、人型の首に相手の髪の毛を十三回巻きつけて首をしめる。このとき一回巻くたびに結び目をつけ、計十三個の結び目を作ること。さらに人型に動物の血を塗りつけるか、ヘビの死骸を巻きつけて、こう呪文をとなえる。
「悪しき獣の霊よ、集まれ! レムロ、カムロ、アムロ(三回くりかえす)、呪いの霊が死のはてまでとどけ! レムロ、カムロ、アムロ」
そして人型の首をナイフで切り落としてから火のなかに投じ、骨をくだきながら、こなごなの灰になるまで燃やす。灰はかき集めて、真夜中に相手の家の近くにまく。
相手に獣の霊が乗りうつり、言動が動物に似てきて、最後には首吊り自殺するという。
●蛇霊の呪い
悪魔の使い魔とされるヘビに、邪悪な霊をのりうつらせて呪いをかけ、相手を発狂させたり、廃人同様にしてしまう呪いである。
ヘビの死骸をミイラ状にして金粉をまぶしたものに、動物の血を銀の盃にそそいで捧げて、こう呪文をとなえる。
「もし憎き相手を呪い苦しめようとする者があれば、○○○(相手の名前)に不幸の災いと悪霊の呪いあれ! 第一に○○○の手を縛り、つぎに足を縛る。口を縛る、舌を縛る。歯を縛る。そして目と鼻と耳を縛り、最後に骨を縛る。この呪いはすべてヘビの皮で縛る。いつもいつも○○○に不幸と災いがあるように、ヘビの皮で縛る!」
この呪文を真夜中に十三日間となえつづけると、呪いをかけた相手の家族につぎつぎ不幸がふりかかり、相手はついに発狂してしまうという。
●邪眼の呪い術
悪霊が人間をまどわす邪眼(悪意と恨みの念をこめた視線)の仮面をつけて、悪魔に祈祷《きとう》するという呪い術。
邪眼の仮面をつけ、サタンを降霊する呪文をとなえながら、呪いをかける相手の写真をにらみつける。すると相手の心に悪霊がしのびこみ、相手は無意識のうちに悪の道に走りだす。しかもやがて手足がしびれ、全身から力を失って、死ぬこともあるという。
●白ロウの呪い術
相手に事故やケガや病気をもたらす呪術。ロウを練り、そのなかに相手の髪の毛三本を混ぜて、白いロウソクを作る。
真夜中の午前一時に、白ロウに火をともし、
「悪の神アーリマンよ! ここにきたれ。○○○(相手の名)に呪いあれ。不幸、病気、事故、ケガをもたらせたまえ! エグログ・アフラ・マツダにそむいて呪いあれ!」
と三回となえて、白ロウが燃えつきてしまうまで、呪いをかける相手にさんざん憎悪の言葉を投げつける。これを三日間おこない、効力がなければ六日間、それでも駄目なら九日間つづけると、相手は必ず水難や病気に見舞われるという。
 これまではあまり恐ろしい呪いばかりなので、今度は�愛の呪い�をいくつかご紹介しよう。
●手鏡の呪い
小さな手鏡を用意する。鏡の部分をワクからはずし、思いをよせる相手の名を、その裏に三度書く。それから、交尾中の二匹の犬を見つけ、二匹がうつるように鏡をかかげる。相手がよく通る場所に、九日間のあいだ鏡を隠しておき、そのあとは出掛けるとき必ずその手鏡を持っていく。
こうすれば、思いをよせる相手は、やがてこちらの思いのままになるという。
●肌の下の呪い
好きな男性をとりこにしようと願う、女性のためのまじないである。自分の体から出るものを相手に食べさせることで、文字どおり�男の肌の下に�もぐりこむ呪術法。
まず、熱い風呂に入る。その後、汗を十分に出したところで、身体中を小麦粉でおおう。小麦粉が十分にいきわたったところで、白い亜麻布でふきとり、その水分をパン焼き皿にしぼり出す。
つぎに手足の指の爪を切り、身体の毛をくわえ、粉末になるまでそれらを燃やす。こうして出来た粉を、皿のなかの小麦粉の溶液と混ぜあわせる。それから卵を一個入れてかき混ぜ、それをオーブンで焼く。これを思いをよせる男に食べさせると、相手はこちらの思うままになるという。
●栄光の手の呪い
誰にもとがめられることなく、他人の家から好きなだけ金品を奪うための呪術法。
まず絞首刑で死んだ人の死体から、手を切りとって、経《きよう》帷子《かたびら》につつむ。これを血が一滴も残らないよう、徹底的にしぼりあげる。
それからその手を、十五日のあいだ、粒状の塩、コショウの実、硝石などと一緒に漬ける。つぎに、七月三日—八月十一日の蒸し暑いころ、狼星《ろうせい》シリウスが太陽とともに昇ったり沈んだりする時期に、その手を日光で干す。太陽の熱が十分でない場合は、ワラビをくべたかまどで、その手を温める。
手から流れでた脂を集めて、ロウソクをつくるためにロウと混ぜる。このロウソクを、死体の手の指と指のあいだに固定する。その手を見せると、みな金縛りにあって身動き一つ出来なくなるという。
●結びの術の呪い
中世以来いちばん広く知られている愛の呪い。いわば不能の呪いで、これをかけられると、男性の性器は萎縮《いしゆく》し、性行為をいとなむことが出来なくなってしまう。
たとえば、好きな男をライバルに奪われてしまった女が、妖術使いにたのんで、相手の男にこの術をほどこしてもらう。すると男は、ライバルと結婚してからも、原因も分からないまま、夫婦生活が出来なくなってしまうというわけだ。
結びの術の方法は、以下のとおりである。
殺したばかりの狼の陰茎をとる。つぎに自分が結びの術をほどこそうとする男に近づいて、彼の名を呼ぶ。そして彼が返事をしたら、ただちに白いヒモで、この狼の陰茎を縛ってしまう。そうすれば、彼は去勢された状態と同じ不能者になってしまうだろう……。
●ロウ人形の呪い(1)
魔法書『ソロモンの鍵《かぎ》』は、思いをよせる女が処女の場合は、新しいロウで、処女でない場合はふつうのロウで、人型をつくるように命じている。
人型をつくったら、愛と姦淫《かんいん》をつかさどる三体の神、ウェヌスとアモルとアスタロトに祈りを捧げる。それからロウに相手の女の似姿をきざみ、つぎのような呪文をとなえる。
「おお汝、東方を支配する王、オリエンスよ、西方の王パイエオーンよ、南方を治めるアマエモーンよ。おお汝、北方を治めるアイギーナよ、我はしのびやかに汝に訴える。いと力強きアドナイの名により、わが望みの達せられんがため、この人型のなかに汝の入りこまれんことを」
こうして枕もとに女の人型をおいておくと、彼女は三日目に訪ねてくるか、さもなければ手紙を書いてよこすという。四つの方位をつかさどる神々に祈るのは、めざす女を四方から取り巻いて、どこにも逃げだせないようにしてしまうためだそうだ。
あるいは、この人型に心臓の形を描いて、レモンの木のトゲで突き刺しながら、つぎのような呪文をとなえる方法もある。
「私が突き刺すのは、お前ではなくて、心臓だ。魂だ、五官だ。私の望みが達成されるまで、お前が何もできないように……」
●ロウ人形の呪い(2)
人間の髪の毛、爪、血液、汗などを用いて、人型をつくること。そのさい、人型は生殖器にいたるまで精巧に作り、顔も出来るかぎり相手の顔に似せて作ること。
できあがった人型の胸に、思いをよせる女の名前を書く。「○○〇(女の父親の名)の娘にして○○〇(母親の名)の娘」。同じことを背中の肩と肩のあいだにも書き、こうとなえる。「神よ、あなたのご意思のもと、○○〇の娘、○○〇が、私への熱き思いに身をこがしますよう」
そして、娘の住む家の近くに行って、人型の手足がこわれないよう注意深く土のなかに埋め、二四時間放っておく。つぎに、ふたたび人型を掘り出し、一度は大天使ミカエル、一度はガブリエル、一度はラファエルの名において、これを三度洗礼する。
さらに人型を自分の尿にひたし、そして乾かす。そして娘の心に愛を呼び起こそうと念じながら、人型の胸を真新しい針でつくこと。
●結びの呪い
自分を捨てて他の女に走った、男の心をとりもどすための呪いである。
羊毛で出来たヒモ、強い野草、匂いのきつい乳香を用意する。羊毛のヒモは霊的呪縛力を持っているとされる。
まず、自分を裏切った男の肖像画の首のまわりに、黒、赤、白のヒモをそれぞれかける。三つの異なる色を、三つの結び目で一つにむすぶ。そしてこの肖像画を持って、祭壇のまわりを三回まわりながら、こう呪文をとなえる。「私は愛のきずなを結ぶ……」
三の数が重用されるのは、神が奇数をお喜びになるからだそうだ。だから「愛のきずな……」の呪文も、三×三の九回となえられる。ヒモ三色のうち、黒は冥府の色で、赤と白は悪を予防する保護色で、黒を中心にして、呪いをかける者を庇護してくれるという。
呪いが完了すると、相手の男は、呪いをかけた者につながれてしまう。
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