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美しき拷問の本60

时间: 2020-07-24    进入日语论坛
核心提示:ガミガミ女のくつわ見せしめの刑で、�懲罰|椅子《いす》(カッキング・ストゥール)�というのがある。いんちきビールを売りつ
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ガミガミ女のくつわ

見せしめの刑で、�懲罰|椅子《いす》(カッキング・ストゥール)�というのがある。いんちきビールを売りつけた奴《やつ》を、家の戸口の椅子にすわらせて縛りつけておく刑罰である。
これによく似たので、�水責め椅子(ダッキング・ストゥール)�というのもある。さらにユーモラス(?)な、ガミガミ女をこらしめるための刑罰である。長い角材の先に椅子をとりつけ、これに罪人を座らせて池や川にしずめるというしろものだ。
水責め椅子を改良した、�水責め檻《おり》�なるものもある。高さ約六フィートの樫材《かしざい》の檻のなかに罪人を閉じこめ、何度も水につけては引きあげる。罪人は多量の水を飲んであっぷあっぷ、ときには本当に溺《おぼ》れ死にしてしまった者も……。
やはりガミガミ女に与える罰で、�ガミガミ女のくつわ�という、女の顔にかぶせる鉄の仮面もある。仮面の内側ににぎりこぶし大の鉄のかたまりが飛びだしていて、それが女の口にはめこまれ、ものが言えなくなってしまう。ときにはその鉄のかたまりの周囲にトゲがついていることもあり、これをはめられると、口のなかが傷だらけになってしまう。
捩子《ねじ》をきつく巻くと、鉄仮面はぐいぐい罪人の顔を締めつけて、恐ろしい苦痛を与える。鉄仮面の両眼のあたる部分がへこんでいるのは、あまり強烈な圧力を与えるため、眼球が飛びだすことがあるのを考慮してのことだそうだ。
こんな仮面をかぶせられ、女たちは町中を引きまわされたのである。
インドでは、象に罪人を踏みつぶさせる刑罰があった。一八一四年にボンベイで、主人を殺した一人の奴隷がこの刑を受けた。
死刑場に、背中に一人の御者をのせた象が引きだされてくる。その三ヤードほど後ろでは、被告が地面に横たえられて、太い縄で脚を縛られ、縄の先端を象の右後ろ足の環にしっかりくくりつけられる。
象が一歩動くたびに、そのつど罪人は前方へぐいと引っぱられる。それこそ八—一〇歩ほども進むと、手足はすっかり脱臼《だつきゆう》してしまう。
泥にまみれて、罪人は苦悶《くもん》の絶頂でもがきつづけるが、一時間ばかりそうして責めぬかれたあげく、最後には市外に運ばれ、特別に訓練された別の象が罪人の頭を足で踏んで、最後の息の根をとめるというわけだ。
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