ギリシアの歴史家クテシアースの伝によると、ペルシア王アルタクセルクセスの母パリュサティスは、憎い息子の嫁スタテイラを亡きものにするために、こんな手段を用いた。
鶏を半分に切り、その一方を自分が食べ、もう一方をスタテイラに食べさせて、まんまと彼女を毒殺したというのだ。
いったいどうやったかというと、種明かしは簡単。つまり、鶏を切った包丁の片側だけに、毒を塗っておいたというわけである。
鶏を半分に切り、その一方を自分が食べ、もう一方をスタテイラに食べさせて、まんまと彼女を毒殺したというのだ。
いったいどうやったかというと、種明かしは簡単。つまり、鶏を切った包丁の片側だけに、毒を塗っておいたというわけである。