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第12章 みぞの鏡かがみ The Mirror of Erised(20)

时间: 2023-01-23    进入日语论坛
核心提示:図書館は真っ暗で気き味みが悪かった。ランプをかざして書しょ棚だなの間を歩くと、ランプは宙ちゅうに浮ういているように見えた
(单词翻译:双击或拖选)
 

図書館は真っ暗で気き味みが悪かった。ランプをかざして書しょ棚だなの間を歩くと、ランプは宙ちゅうに浮ういているように見えた。自分の手でランプを持っているのはわかっていても、ぞっとするような光景だった。

閲覧禁止の棚は奥おくの方にあった。ロープで他の棚と仕し切きられている。ハリーは慎重しんちょうにロープをまたぎ、ランプを高くかかげて書名を見た。

書名を見てもよくわからなかった。背せ表紙びょうしの金文字がはがれたり色いろ褪あせたり、ハリーにはわからない外国語で書いてあったりした。書名のないものもあった。血のような不ぶ気き味みな黒いしみのついた本が一冊あった。ハリーは首くび筋すじがゾクゾクした。気のせいなのか――いや、そうではないかもしれない――本の間からヒソヒソ声が聞こえるような気がした。まるで、そこにいてはいけない人間が入り込こんでいるのを知っているかのようだった。

とにかくどこからか手をつけなければ。ランプをそーっと床に置いて、ハリーは一番下の段から見かけのおもしろそうな本を探しはじめた。黒と銀色の大きな本が目に入った。重くて引き出すのも大変だったが、やっと取り出して膝ひざの上に乗せバランスを取りながら本を開いた。


  图书馆内漆黑一片,阴森可怖。哈利点亮一盏灯,端着它走过一排排书架。那灯看上去就像悬浮在半空中,晗利虽然感觉到自己甩手端着它,但这景象仍然使他毛骨悚然。 
 
  禁书区在图书馆的后部。哈利小心翼翼地跨过把这些书与其他藏书隔开的绳子,举起灯照着,读着书名。 
 
  然而,他从书名上看不出头绪。那些剥落的、褪了色的烫金字母,拼出的都是哈利无法理解的单词。有些书根本没有书名。有一本书上沾着一块暗色的印渍。很像血迹,看上去非常可怕。哈利脖子后面的汗毛都竖了起来。他觉得从书里传出了一阵阵若有若无的低语,似乎那些书知道有一个不该待在那里的人待在那里—— 这也许是他的幻觉,也许不是。 
 
  他必须从什么地方入手。他把灯小心地放在地板上,顺着书架底部望过去,想找一本看上去有点意思的书。他突然看见一本黑色和银色相间的大书。书很沉,’他费力地把它抽了出来,放在膝盖上,让它自己打开来。 
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