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坂本龍一さん 音楽で復興支援
7月10日 4時26分
震災からの復興を願って、東北地方各地で開かれた花火大会の記録映画が公開され、音楽を担当した坂本龍一さんが「花火大会を企画したような若者たちの力がこれからの日本には大切だ」と復興への期待を語りました。
映画は、震災で大きな被害を受けた東北3県の10か所で、ボランティアや地元の人たちがいくつもの課題を乗り越えながら、花火大会を開くまでの4か月間を記録しています。
こどもたちのさけびごえ:「きれい!」
昨夜、東京都内で開かれたトークショーでは、映画に音楽を提供した坂本龍一さんが花火大会の呼びかけ人の高田 佳岳(よしたけ)さんと復興への思いを語りました。坂本さんが期待したのは、高田さんのような若者の発想力と実行力です。
「国の形というのは、その国の人間で決まるので、やはりおもしろい人間がいるかどうかだと思うんです。高田君は、そういう素質を持ってる。そういう人間がたくさん出てくるとすばらしいと思います。」
映画は、今月7日から全国で公開が始まり、インターネットでも有料で配信されています。収益は、来月11日に開かれる花火大会にあてられます。