山口県知事選告示 4人が立候補
7月12日 17時38分
任期満了に伴う山口県知事選挙が告示され、新人4人が立候補し、地域経済の活性化やエネルギー政策などを争点に選挙戦がスタートしました。
山口県知事選挙に立候補したのは、届け手順に、いずれも無所属の新人のごらんの4人です。
「世界全体でも起きている自然エネルギーの飛躍的な成長をこの山口で始めていく山口のみなさんの力でつくっていく。そのことによって、新しい仕事が生まれ、雇用が生まれ、新しい経済が生まれていきます。それが最初の出発線になります。」
「県の財政状況の厳しさを肌で実感しました。生活が不安になることのないように、県行政統治のなかで、長く仕事をしてきたこの経験を生かし、財政の健全化を図りながら、県民のみなさんの健康、安全を守っていきたいと思い、立候補をした次第です。」
「これから、県民のみなさまに訴えていきたいことは、ただ1つです。それは、山口県民力を結集して、山口を再起動、輝く夢にあふれる県政を実現していくということでございます。」
「子どもたちの未来のために、いま気づいた人たちから、行動しなくてはならない、そう思い。山口県の直面する課題、雇用の空洞化、産業の空洞化に、わたくしは1つの答えを出すために、この知事選挙にチャレンジをいたします。」
今回の選挙は、自民公明両党が推薦する候補や政党とは一線を画す(かくす)候補らが争う構図です。選挙戦では、低迷が続く地域経済の立て直しが争点となるほか、山口県には、新たな原子力発電所の建設計画があり、今後のエネルギー政策なども争点となる見通しです。
特定の支持政党を持たない、いわゆる無党派層が膨らむなか、各候補が無党派層にどのように支持を広げていくかが1つの焦点になるものとみられます。
投票は、一部の地域を除いて、今月29日に行なわれ、即日開票されます。