各地で梅雨明け 熱中症に注意
7月17日 12時14分
西日本と東日本は、広い範囲で強い日差しが照りつけ、気象庁は、「中国四国地方と近畿、東海、それに関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。午前中から各地で猛暑日となっていて、こまめに水分をとるなど、熱中症に十分注意が必要です。
広い範囲で晴れて、強い日差しが照りつけ、各地で午前中から35度を超える猛暑日になっています。前橋市では、午前11時半すぎに、36度5分まで上がりました。
「やあ、もう暑くて、大変です。なるべく影を選んで歩くようにしました。」
午前11時半までの最高気温は、群馬県 伊勢崎市(いせさきし)で36度5分、東京練馬区と八王子市で36度ちょうど、山梨県大月市で35度9分など、午前中から35度以上の猛暑日になっています。また、午前11時の気温は、大阪市で32度8分、東京の都心で32度3分などと、各地で厳しい暑さになっています。
気象庁は、きょう午前、「中国四国地方と近畿、東海、それに関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。各地の梅雨明けは、去年より8日から9日遅く、平年に比べると、四国で1日、そのほかの地域で4日それぞれ早くなっています。
このあとも、内陸を中心に気温が上がり、日中の最高気温は、前橋市と埼玉県熊谷市で37度、甲府市などで36度、名古屋市などで35度、東京の都心などで34度などと、猛烈な暑さが予想されています。気象庁は、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
一方、気温が上がる午後からは、大気の状態が不安定になって、ところによって激しい雷雨となるおそれがあり、気象庁は、落雷や竜巻などの突風、低い土地の浸水などにも、十分注意するよう呼びかけています。