世田谷区が“涼みマップ”
7月19日 7時1分
節電や熱中症の予防に役だててもらおうと、東京世田谷区は、水分が補給できる無料の休憩所を区内に合わせて200か所用意し、それらを地図にまとめて、区民に配布しています。
世田谷区が作った「せたがや涼風マップ」は、区内を5つの地域に分けて、無料の休憩所がどこにあるか、わかりやすく表示しています。
無料の休憩所は、節電のため家庭のエアコンを節約している人たちや、歩行者の人たちに、水分を補給したり、涼んだりしてもらうために、世田谷区が協力を呼びかけたもので、公衆浴場や薬局、それに接骨院などが協力を応じ、区の公共施設と合わせて、200か所が指定されました。
こうした施設には、区民などにわかりやすいように、「熱中症予防ひとときお休みところ」と書かれたのぼりが設置されています。地図の裏面(うらめん)には、今月から9月にかけて行なわれる催しが紹介され、世田谷区は、こうした催し会場などでも、無料休憩所の利用を呼びかけ、節電や熱中症の予防に役だててもらいたいとしています。
世田谷区は、「地図を活用して、暑い夏を乗り切ってもらえれば」と話しています。地図は、合わせて10万部作成され、区役所などで無料で配布されます。