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糸井重里の萬流コピー塾66

时间: 2019-11-08    进入日语论坛
核心提示:落すにしのびない! 一度読むと面白いが、二度目で落ちて、再び拾われた怖いコピーがあった。・小林茂樹『なに?! うちの娘をく
(单词翻译:双击或拖选)
 落すにしのびない!
 
 一度読むと面白いが、二度目で落ちて、再び拾われた怖いコピーがあった。
・小林茂樹『なに?! うちの娘をくれだと?! 懐中電灯のくせして大胆なことを言うやつだ』(竹) 現代の民話ですね、これは。
・三好祐一『フフフ……俺にコレを持たせて生きて帰れたヤツはいないんだぜ! と兄は何かに憑かれたように僕に光を当てた』(梅) も、懐中電灯の魔性をよく表現しておる。
素朴だが、
・海原瑞『懐中時計は、わかる。しかし懐中汁粉と電灯の名付親は、どんな人だったのだろう』(梅) なども残った。
ミもフタもないけどケッ作。
・佐藤年信『おーい! あれどこだ。シェーバーの電池がなくなったんだけど』(竹)
「非常用電池倉庫ということでございますね、なるほど」
エンディングはSF味で。
・森田辰巳『遂に太陽が燃えつきたあとも、数十億の懐中電灯が世界を照らしていた』(松) やっぱり、ずいぶんと怪しい商品だったねぇ。
今週は、落とすにしのびないものが多かった。この調子で頑張ってくれたまえ。
話を下半身に持って行くのはかまわぬが、下げただけではダメ。下げてなお味をつける努力を忘れては「同巧多数」になってしまうのである。
今週の宿題
333メートル、という数字を見てすぐに「東京タワー」を想起する人は、かなりの通ではあろう。宿題は、観光名所「東京タワー」である。
具体的な会社が儲かっちゃって、ちょっと口惜しいかもしれないが、この古くて新しい塔のコピーをつくってください。
「あれ、まだあったんでございますか?」
ホレ、文春ビルからでも見えるじゃないか。
「あ、ほんに……」
では、家元は帰るぞ。
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