日语童话故事 日语笑话 日语文章阅读 日语新闻 300篇精选中日文对照阅读 日语励志名言 日本作家简介 三行情书 緋色の研究(血字的研究) 四つの署名(四签名) バスカービル家の犬(巴斯克威尔的猎犬) 恐怖の谷(恐怖谷) シャーロック・ホームズの冒険(冒险史) シャーロック・ホームズの回想(回忆录) ホームズの生還 シャーロック・ホームズ(归来记) 鴨川食堂(鸭川食堂) ABC殺人事件(ABC谋杀案) 三体 失われた世界(失落的世界) 日语精彩阅读 日文函电实例 精彩日文晨读 日语阅读短文 日本名家名篇 日剧台词脚本 《论语》中日对照详解 中日对照阅读 日文古典名著 名作のあらすじ 商务日语写作模版 日本民间故事 日语误用例解 日语文章书写要点 日本中小学生作文集 中国百科(日语版) 面接官によく聞かれる33の質問 日语随笔 天声人语 宮沢賢治童話集 日语随笔集 日本語常用文例 日语泛读资料 美しい言葉 日本の昔話 日语作文范文 从日本中小学课本学日文 世界童话寓言日文版 一个日本人的趣味旅行 《孟子》中日对照 魯迅作品集(日本語) 世界の昔話 初级作文 生活场境日语 時候の挨拶 グリム童話 成語故事 日语现代诗 お手紙文例集 川柳 小川未明童話集 ハリー・ポッター 新古今和歌集 ラヴレター 情书 風が強く吹いている强风吹拂
返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 日本名家名篇 » 作品合集 » 正文

ユーモアの鎖国69

时间: 2020-04-24    进入日语论坛
核心提示:清岡卓行『四季のスケッチ』感想たしかな手ごたえで、この詩集一冊が自分のものになったとき、私はとっさに、本を抱えて逃げたい
(单词翻译:双击或拖选)
清岡卓行『四季のスケッチ』感想

たしかな手ごたえで、この詩集一冊が自分のものになったとき、私はとっさに、本を抱えて逃げたい、と思った。うまそうな骨をくわえた犬は、八方に目をくばりながら、早く安心のゆく場所に行き、ゆっくり味わいたいばかりに逃げる。それかあらぬか、一人になった私は『四季のスケッチ』の扉をあけるとき、ウウッとうなってしまった。うなってから自分の声におどろき、前文の犬に似ていることに気が付いた。
知っているのだ、とにかくこの本の骨の味を。私は食べる前からヨダレを出していたのだから。そんなやつに書評が書けるか? ごもっとも、犬の分際でするべきことではない。尻尾を振るな、と言われたら……かみついてやろう。しかし振ってよければ、優しいもの、与えてくれるもの、かてて加えて美味《おい》しいものに、しっぽがうごく。そうしたけだものの興奮を、最初の一頁が見事にしずめる。四季のスケッチという、いかにも淡彩な題名の詩集が�早春�にはじまる時に。
清岡卓行さんの詩を読んで、いつも思うことは、字面から受ける不思議な体温だ。素肌のあたたかさ、かというと、そうでもない。「大学の庭で」の中から、都合のいい言葉をひとつ借りるなら、
[#ここから1字下げ]
つまり
美しいものにおいて自己を実現すること
そのきびしく結晶されるかたちこそ
学問と呼ばれるわざくれに
きみの魂の血液を
[#ここで字下げ終わり]
 惜しみなくめぐらせることではないのか? の、魂の血液、とでも言ったらいいだろうか。活字が肥えてみえる。ゆたかな果肉のようでもある。ここには精神が、不消化物としてほき出してよこすようなものは何ひとつまじっていない。まるごとが私にとって糧となることに間違いないのだ。透けてみえるから浅いのではなく、底に何があるか見せてくれようとする澄みかたで、おだやかに寄せてくる今日の抒情。私は骨を食べ、また、あたたかくも冷たくもないその流れに耳をたれて、飲む。どうも仕方がない、犬で終始してしまった。が、ひとつだけ断る。
最近、絵でも、詩でも、彫刻でも、自分が無心で近付いて行ったとき、ごく自然に、心の底から笑いが浮かんできた時、私はその対象物はとてもとてもいいものだ、と信じている。人間だけが知り得る、たとえようもない良質の笑い。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%