2019-08-26 一四八 附馬牛村から伊勢参宮に立つ者があると、その年は凶...
2019-08-26 一四七 蝋《ろう》燭《そく》の火の芯《しん》に青い焔がな...
2019-08-26 一四六 烏啼きのシルマシも否《いや》と言われぬものだとい...
2019-08-26 一四五 遠野町の相住某という人は、ある時笛吹峠で夜路に迷...
2019-08-26 一四四 次には維新の頃の話であるが、遠野の藩士に大酒飲み...
2019-08-26 一四三 小友村の松田留之助という人の家の先祖は、葛《か》...
2019-08-26 一四二 金《かね》沢《さわ》村の佐々木松右衛門という家に...
2019-08-26 一四一 宮家には開《あ》けぬ箱というものがあった。開ける...
2019-08-26 一四〇 遠野の裏町に、こうあん様という医者があって、美し...
2019-08-26 一三九 宮の家が鶯崎に住んでいた頃、愛宕山には今の倉堀家...
2019-08-26 一三八 遠野の町に宮という家がある。土地で最も古い家だと...
2019-08-26 一三七 遠野の町の某、ある夜寺ばかりある町の墓地の中を通...
2019-08-26 一三六 遠野の豪家村兵の家の先祖は貧しい人であった。ある...
2019-08-26 一三五 青笹村大字中沢の新蔵という家の先祖に、美しい一人...
2019-08-26 一三四 土淵村の大楢という処に、昔は林吉という金持が栄え...
2019-08-26 一三三 昔上郷村大字板沢の太《たい》子《し》田《だ》に、...
2019-08-26 一三二 上郷村字佐比内の笹久保という処には、昔一人の女長...
2019-08-26 一三一 金の鶏や漆万杯の話がある館跡はいくつもある。土淵...
2019-08-26 一三〇 佐比内に太田館という丘がある。昔石田宗晴という殿...
2019-08-26 一二九 上郷村大字佐《さ》比《び》内《ない》、赤沢の六神...