2019-08-26 一六八 土淵村字栃内の渋川の某という男は、傷寒か何かの病...
2019-08-26 一六七 十年ほど前に遠野の六日町であったかに、父と娘と二...
2019-08-26 一六六 最近、宮守村の道者たちが附馬牛口から、早池峰山を...
2019-08-26 一六五 綾織村の十七歳になる少年、先頃お二子山に遊びに行...
2019-08-26 一六四 深山で小屋掛けをして泊っていると小屋のすぐ傍の森...
2019-08-26 一六三 先年土淵村の村内に葬式があった夜のことである。権...
2019-08-26 一六二 佐々木君の友人田尻正一郎という人が七、八歳の時、...
2019-08-26 一六一 青笹村生まれの農業技手で、菊池某という人が土淵村...
2019-08-26 一六〇 生者や死者の思いが凝《こ》って出て歩く姿が、幻に...
2019-08-26 一五九 これは佐々木君の友人某という人の妻が語った直話で...
2019-08-26 一五八 死の国へ行く途には、川を渡るのだといわれている。...
2019-08-26 一五七 俵田某という人は佐々木君の友人で、高等教育を受け...
2019-08-26 一五六 佐々木君の友人某という人が、ある時大病で息を引き...
2019-08-26 一五五 先年佐々木君の友人の母が病気にかかった時、医師が...
2019-08-26 一五四 この似田貝という人が近衛連隊に入営していた時、同...
2019-08-26 一五三 日露戦争の当時は満洲の戦場では不思議なことばかり...
2019-08-26 一五二 遠野裏町のある家の子供が大病で死にきれた時のこと...
2019-08-26 一五一 次は遠野町役場に勤めている某の語った実話である。...
2019-08-26 一五〇 昔ある侍が物見山を腹の中へ呑み込んだ夢を見た。気...
2019-08-26 一四九 遠野の某村の村長は青笹村の生まれで、若い頃はその...