2019-08-25 二七 早《はや》池《ち》峰《ね》より出でて東北の方宮《み...
2019-08-25 二六 柏崎の田圃のうちと称する阿倍氏はことに聞こえたる旧...
2019-08-25 二五 大同の祖先たちが、始めてこの地方に到著せしは、あた...
2019-08-25 二四 村々の旧家を大同といふは、大同元年に甲斐国より移り...
2019-08-25 二三 同じ人の二七日の逮《たい》夜《や》に、知音の者集ま...
2019-08-25 二二 佐々木氏の曾祖母年よりて死去せし時、棺に取り納め親...
2019-08-25 二一 右の孫左衛門は村には珍しき学者にて、常に京都より和...
2019-08-25 二〇 この兇変の前にはいろいろの前兆ありき。男ども苅り置...
2019-08-25 一九 孫左衛門が家にては、ある日梨の木のめぐりに見馴れぬ...
2019-08-25 一八 ザシキワラシまた女の児なることあり。同じ山口なる旧...
2019-08-25 一七 旧家にはザシキワラシといふ神の住みたまふ家少なから...
2019-08-25 一六 コンセサマを祭れる家も少なからず。この神の神体はオ...
2019-08-25 一五 オクナイサマを祭れば幸多し。土淵村大字柏《かしは》...
2019-08-25 一四 部落には必ず一戸の旧家ありて、オクナイサマといふ神...
2019-08-25 一三 この老人は数十年の間山の中に独りにて住みし人なり。...
2019-08-25 一二 土淵村山口に新《につ》田《た》乙《おと》蔵《ざう》...
2019-08-25 一一 この女といふは母一人子一人の家なりしに、嫁と姑との...
2019-08-25 一〇 この男ある奥山に入り、茸《きのこ》を採るとて小屋を...
2019-08-25 九 菊池弥之助といふ老人は若き頃駄賃を業とせり。笛の名人...
2019-08-25 八 黄《たそ》昏《がれ》に女や子供の家の外に出てゐる者は...