2019-12-30 1有里は加代のことで、眼つきの良くない若い男から...
2019-12-29 37ふとしたことで、人身売買業者の手から雄一郎が救...
2019-12-29 36この頃、昭和五、六年から七、八年にかけて、鉄道...
2019-12-29 35雄一郎夫婦にとって、奈津子を東京へ帰すことは、...
2019-12-29 34昭和七年五月五日、上海事変は約五か月目に停戦を...
2019-12-29 33伊東栄吉はいよいよ千葉へ行くと決った日、和子に...
2019-12-29 32翌、昭和七年は、有里が漠然と予想したように、年...
2019-12-29 31今年もぼつぼつ、年の暮が迫っていた。夫の世話か...
2019-12-29 30入院十四日目に、秀夫はみちの背におぶわれて家へ...
2019-12-29 29有里はこの事件を、小樽から戻った翌日知った。み...
2019-12-29 28せまい家の中で、有里は母と夫との間で、なにかと...
2019-12-29 27有里と秀夫が尾鷲から戻り、親子三人の平穏な日々...
2019-12-29 26昭和六年春。有里は尾鷲の実家から、兄の勇介の結...
2019-12-29 25両親を失って、一人ぼっちになった尾形和子につい...
2019-12-29 24昭和四年元旦、岡本良平夫婦は、雄一郎たちに遅れ...
2019-12-29 23大阪での弘子の結婚式がすむと、雄一郎と有里はそ...
2019-12-29 22秀夫の生れた翌年の秋十一月、雄一郎は有里と秀夫...
2019-12-29 21室伏雄一郎と有里との間に生れた男の子は、秀夫と...
2019-12-29 20千枝は岡本良平の妻になった。初七日に南部斉五郎...
2019-12-29 19雄一郎夫婦が釧路へ落着いてから、早くも三か月が...