2020-08-29 六太は丘に立ったまま、視線を転じて傍《かたわ》らに立つ...
2020-08-29 先帝は諡号《しごう》を梟王《きょうおう》という。即位し...
2020-08-29 ──折山《せつざん》、という。 天を貫く凌雲山《りょう...
2020-08-29 彼は夜中に目を覚まして、人の話し声を聞いた。眠くて眠く...
2020-08-29 世界の果てには虚海《きょかい》と呼ばれる海がある。この...
2020-08-27 あれよあれという間《ま》の三国志ブームやらというのは上...
2020-08-27 首都に旛旗《ばんき》が翻《ひるがえ》る。簡素を旨《むね...
2020-08-27 なんとなく落ちついて座っていられず、控えの間をうろうろ...
2020-08-27 エピローグ「王が玉座にお進みになったら、叩頭礼《こうとう...
2020-08-27 「ぼくは」 泰麒《たいき》はようやく、少しずつ力が抜けて...
2020-08-27 その景麒《けいき》がもういちど泰麒《たいき》を訪ねてき...
2020-08-27 「さすがに戴国《たいこく》は風が冷たい」 内殿《ないでん...
2020-08-27 宰輔《さいほ》の責務は王の補助のほかにもうひとつある。...
2020-08-27 麒麟《きりん》は生国《しょうごく》において、宰輔《さい...
2020-08-27 戴《たい》は北東の一国、その首都は鴻基《こうき》、天を...
2020-08-27 後悔と絶望に胸を塞《ふさ》がれながら、泰麒《たいき》は...
2020-08-27 連《つ》れて行かれたのは、蓬廬宮《ほうろぐう》の北、断...
2020-08-27 きたる吉日。 沐浴《もくよく》し、礼服に改めた泰麒《た...
2020-08-27 「李斎殿は禁軍の将軍になりたくないんですか?」 泰麒《た...
2020-08-27 すみやかに驍宗《ぎょうそう》主従の住居は蓬廬宮《ほうろ...